|
スクウェアの名作アクションRPGのリメイク作品。
発売から25年たった作品のリメイクということで、スーパーファミコンからプレイステーション4/Vitaへハードを移し、大幅に進化しております。
2/18現在、ゲーム中にフリーズする、などのバグ報告が多数寄せられているため、注意してください。
いずれアップデートで解消されると思われます。
グラフィックは2Dドット絵だったものが3Dになり、スーパーファミコン時代の雰囲気を残しつつも大幅に進化。
フルボイス仕様となり、戦闘時にも、攻撃時の掛け声やダメージボイスなどが実装されております。
原作で特徴的だったマルチプレイも可能。
大幅リメイクの本作ですが、街の建物の配置、フィールド、ダンジョンの地形などは原作を忠実に再現。
ゲームシステムは原作を踏襲しながらも、より遊びやすく進化しております。
ストーリーは原作通りですが、進行に応じて宿屋で会話イベントが発生するようになりました。
登場する丸呑みモンスターは、お馴染みのぱっくんトカゲ。
原作からの変更点として、舌を伸ばされた時点で丸呑み確定だったものが、舌にヒットすると口元まで引き寄せられ丸呑みに、という仕様に変化しました。
丸呑みにされると、ぱっくんトカゲのお腹が大きく膨らみ、しばらくすると勢いよく吐き出されます。
舌に当たり丸呑みにされるまでにはダメージボイスはなく、吐き出されるときにダメージボイスが再生されます。
ドット絵だった原作版では、キャラクターが上側、下側、左右にいる場合で呑まれるまでのアニメーションが異なりましたが、3Dになったことで、どの方向でもモーション自体は一緒になっております。
また、原作では全体的に丸っこい身体つきだったぱっくんトカゲですが、ややスマートになっています。
原作同様、神殿の洞窟に登場し、また、クリスタルパレスにて3匹同時に再戦。
クリスタルパレスでの再戦時には、こちらのレベルが高いと吐き出されたときのダメージを結構な確率で回避してしまうので、丸呑みシーンを楽しみたい場合は序盤のデータを残しておくことを推奨。
終盤には、色違いのぱっくんドラゴンも登場しますが、見た目やモーションなどは共通です。
ちなみに、中盤に出てくる大蛇のボス、グレートボアは、呑み込みからのちびっこ状態変化ではなく、リメイク版では噛み付きに変更されてしまいました。
ゲーム自体は元からよくできており、そこに今回のリメイクでグラフィックが大幅に進化し、古臭さも払拭。
未プレイの方はぜひプレイしてみることをオススメします。
丸呑みシーンに関しては、スーパーファミコン時代のドット絵のものも、本作の3Dのものも、どちらも味がある、といった印象。
体内描写はないものの、ぱっくんトカゲに丸呑みにされるとお腹が大きくなる、ダメージボイスと共に吐き出される、など、丸呑みだけを目的としても見るべき部分があり、十分に楽しめる内容だと思われます。
| 
