- 71 名前:風と木の名無しさん:2006/12/08(金) 14:13:22 ID:C9vqTbxXO
- 気になる…!なんだかモヤモヤするじゃないか。でもなんかいつもと雰囲気が違ってよかった
- 72 名前:風と木の名無しさん:2006/12/08(金) 15:02:18 ID:NjLBVkJZ0
- 乙です!
自分も気になる
こういうのも良いね
- 73 名前:風と木の名無しさん:2006/12/08(金) 15:41:09 ID:OM3vslaN0
- 寒い、寒すぎる…
でも、犬を散歩に連れてってやらなきゃいけない…
さぼりたい…
- 74 名前:風と木の名無しさん:2006/12/08(金) 17:19:05 ID:yE2hdXKU0
- 犬に連れられて逝って来い
- 75 名前:風と木の名無しさん:2006/12/08(金) 18:24:15 ID:AWVrWWicO
- 待て。
そこから、散歩中の犬プレイのSS始まる?
- 76 名前:春:2006/12/08(金) 18:31:39 ID:Gt/GblHhO
- 自分で自分のちんぽに謝った。
パンツが冷えたがまん汁でじめじめしている。つめたさが哀しい。
気持ち悪かった。出したいのはザー汁だ。ゼミ長を泣かせるはずだったのに俺が泣きたくなってる。
みじめだ。高2のとき同寮のいっこ上の先輩に強姦されたのを思い出した。
中学・高校の6年間。俺はいま以上に馬鹿だった。
小原(オハラ)という名字とヒロイン顔でついたあだ名はスカーレット。
学祭で女装してちやほやされたり、取り巻きはべらせて男子のくせに女王様を気取ってた。痛い子だった。
服とか髪もエロ可愛く見える様に意識してたし、男とも付き合ってた。
ああ、でも、付き合ってたというか、ハツカレは学園のヒロイン(笑)してた俺との仲を
年上の本命に見せ付けて、やきもきさせたかっただけだったし、俺の気を引きたくて、
輪姦→王子様登場→救出→告白なんて小芝居をしてくれた王子様(だと思ってた)には
手も繋がないうちに振られたんだけど。別れの理由は先方の心変わりだったww
嫌なタイミングで転校してきたあいつの幼なじみに俺は競り負けた。
その次の男とは、はじまりは、いま思い出していた超みじめな強姦でほんと最悪だったけど、
それなりに続いた。二股かけられてたのには途中で気付いてたけど、俺のが本命だと思ってた。
だって俺はいつだってヒロインで、まじ可愛かったから!!!
別れ話をされた晩、自分が自惚れてた事を思い知った。慰めてくれた寮の同室の先輩にまじ惚れして、
先輩が卒業する日、イッショウケンメイ告ったら、やんわり振られた。
悶々と過ごすこと5ヵ月。父親の進めで高校三年の夏休みに、受けから攻めに転向した。
服も髪も前から気になってたけど、俺には似合わないし
男受けしないと思ってスルーしてた、いまの路線に変えた。
両腕に黒一色で大柄のタトゥーをいれまくった。確変。産まれ変わった気がした。
ぶわっと飛べた。大学デビューで完璧に攻め街道にのったはずだったのに。いま俺は、
手足を拘束されてがまん汁を漏らしてる。1万もした超気に入ってるニットトランクスは
冷えたがまん汁でつめたく濡れそぼっていて気持ち悪い。
これまであれこれ、俺なりにイッショウケンメイ馬鹿げたことをやってきた。
でも結局はどれもうまくいかなかった気がする。
つづく
- 77 名前:弟分1:2006/12/08(金) 22:51:48 ID:O2wwZeCw0
- >75
書いてみたw
今日、弟分と朝の早い時間に散歩に連れていかれた。
外はとても寒い。一年で一番日が短くなる日も近い。
弟分は僕と違って頭の上とペニスの周りにしか毛が生えてない。
本当は腋にも生えてたんだけど、見苦しいからといってご主人様が剃ってしまった。
僕の毛は剃らないのに、ご主人様の考えることはわからない。
とにかく、毛がないから、そんな朝早くだと
僕は良くても、弟分は寒いのではないかと心配だった。
なにせ僕の寝床のある玄関でさえ、鼻先がつんと痛いくらいなのだ。
ご主人様もぼやいていた。
「寒い、寒すぎる…
でも、犬を散歩に連れてってやらなきゃいけない…
さぼりたい… 」
けれど、弟分は珍しい犬だから、散歩が人目につくとまずいらしい。
ご主人様が捕まってしまうかもしれないらしい。何に捕まるんだろうか?
噂に聞く保健所ではないよな。人間のことはややこしくてよくわからない。
ご主人様は、僕に首輪をつけると、もがく弟分にも首輪をつけた。
それから、いつものように弟分には尻の穴に尻尾を差し込んだ。
尻尾のない犬は見栄えがしない。これはご主人様の心配りなのだろう。
開け放たれた玄関から弱弱しい暁の光が流れ込み、弟分の陶器のような肌を淡く輝かせた。
「さあ、散歩だ」
ご主人様は弟分の白い尻を蹴った。
弟分はぎゃっと一声上げると、よたよたと歩き出した。
僕も弟分の後を追って歩き始めた。
- 78 名前:弟分2:2006/12/08(金) 22:52:23 ID:O2wwZeCw0
- 弟分は去年の春に家に来た。
家の側の桜が満開で、風が吹くとはらはらと散っていた。
「スキップ、タカシだ。お前の弟分だよ。仲良くしてやってくれ」
「スキップ、よろしくな」
タカシは僕に手を差し出した。僕はその手を舐めた。
タカシはにっこりと笑った。感じのよい笑顔だった。僕には弟分ができた。
ずっとご主人様と二人きりだったので、嬉しかった。
その時は、弟分は詰襟の黒い服を着ていた。学ランというのだそうだ。
でも、その日のうちに、ご主人様は弟分が風呂に入っている間に服を捨ててしまった。
それ以来、弟分は服を着ない。
「服を返せ!俺は犬じゃない」
何度も弟分はご主人様に叫んだ。
そのたびに弟分は蹴られ、殴られた。
「お前は犬だ。人間のふりをするんじゃない。
薄汚いお前が人間であるものか」
ご主人様に蹴り飛ばされて、弟分は壁に叩きつけられ、口の端から血を流した。
弟分が犬なのか人間なのか僕には難しすぎてわからない。
僕たち犬は姿かたちがばらばらなのだ。
長い歳月を人間と過ごすうちに僕の種族はその形を変えていった。
胴の長いもの、足の短いもの。毛の長いもの、短いもの。
だから、人間に良く似た姿の犬がいてもおかしくはない。
それに、今まで僕と暮らしていてご主人様が間違ったことはなかった。
ご主人様はいつも正しかった。だからご主人様の言う通りなのだろう。
犬なのに自分が人間だと思っているのだとしたら、弟分は間違っている。
ご主人様がしつけをするのは仕方がない。
僕も、仔犬のころ、ご主人様に厳しくしつけられた。
トイレの使い方、お手、伏せ。間違うと拳骨が飛んできた。
- 79 名前:弟分3:2006/12/08(金) 22:54:20 ID:O2wwZeCw0
- 弟分は何度も家から逃げ出そうとした。
犬が一匹で外を歩くと危ない。人間に捕まってしまう。
このときだけは、僕も弟分も身を慮って、必死で阻止した。
業を煮やしたご主人様は、弟分を太い鎖で柱につないだ。
弟分は吼え、鎖をがちゃがちゃと響かせた。
その音はあまりに大きくて僕の昼寝を妨げた。
それでもご主人様は弟分を大切にしているようだった。
僕の食事は相変わらず一袋いくらのドッグフードだったが、
弟分は柔らかそうな牛肉が与えられていた。というか、弟分の食事は人間と同じだった。
盛られている器は犬用のものだったけれど。
それに、トイレも人間用のものを使っていた。
だから、僕は弟分がご主人様にぶたれて床に転がっているとき、
血のにじむ腕や足をそっとなめた。
早く、ご主人様の命令が飲み込めるようになれば、
こんな痛い目にあわなくて済むよ、と思いながら。
「スキップ。お前だけだよ。僕に優しくしてくれるのは。
叔父さんも、親戚連中もみんな僕をいじめる
ママがパパと駆け落ちして、僕を残して死んだからってさ」
叔父さん、というのがご主人様のことであるらしかった。
でも、ご主人様はお前は甥でもなんでもない、と何度も言っていた。
大体、犬と人間が親戚同士であるわけがない。
僕は弟分の顔に鼻をこすりつけた。
早く、弟分が勘違いに気がついて、ご主人様にぶたれなくなりますように、と願いながら。
弟分の身体からはいつも良いにおいがした。
あまりの飲み込みの悪さに愚かだと思いながらも、決して嫌うことはできなかった。
- 80 名前:弟分4:2006/12/08(金) 22:55:52 ID:O2wwZeCw0
- 幸いなことに、弟分は段々いろいろなことを飲み込んでいった。
ご主人様にむやみに逆らわなくなった。
これは、ご主人様も、弟分のことを気をつけて、
一緒にいる時間を増やしたからではないかと思う。
ご主人様は、弟分と夜は一緒に寝るようにしていた。
休日などは、一日中弟分と寝室にこもっていた。
ぴったりと閉ざされたドアの外で、僕は少しだけ弟分に嫉妬した。
寝室から出てくるとき、弟分はいつも頬をほんのりと上気させている。
目は潤んで、気だるげだ。ご主人様が腰の辺りを撫でると、口から甘い声が漏れた。
ご主人様と弟分の間に何があったかわからないけれど、
弟分がとても満ち足りた状態であることは僕にもわかった。
一度などはご主人様が
「お前は犬だな」
と聞くと
「はい、ご主人様の忠実な犬です」
ときちんと返事をしていた。その時は、自分のことのように嬉しかった。
やっと、弟分も本当のことを理解できたのだから。
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