PROLOGUE |
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#2 某ファーストフードでの衝撃 |
Sさんのゲップを見てからしばらくの間は、女性のゲップにお目にかかることはありませんでした。その頃はまだ、私の観察眼が養われていなかったこともありますが、やはりそもそも普通に外でうら若き女性のゲップを目撃する、というのが大変珍しい。 さらに私はSさんのゲップを見ることができた満足感で、あらたにゲップフェチの道を進む前に、少しフェチ心を休めてもいました。 しかしSさんのゲップからちょうど1年後、2003年の8月も終わろうという日にとてつもない衝撃を受けたのです。 それは新しい職場への出勤を数週間後に控えた天気の良い日でした。 私は散歩がてらに六本木ヒルズの森タワー展望台に出かけ、ひとしきり景色を堪能したあと、そのままバスで渋谷へと向かい、昼食を採るために駅前の某ファーストフードに向かいました。注文した商品を持って店舗の2階に上がり、奥隅にあるテーブル席に座り、食べ始めました。その時、1メートルほど離れた横の席には若い女性が座っていることに気が付きました。 じつは私はこの頃、すでにフェチ心が勢いを取り戻しつつあり、外食の際には観察を意識していましたが、今回に限ってはとなりに女性がいたのはまったくの偶然で、 しかも彼女のテーブルにはくしゃくしゃになったハンバーガーの包み紙やナプキンが置かれており、すでに食べ終わったあとでした。 彼女はかつてブリリアントグリーンというグループでボーカルを担当していた川瀬智子に似ており、長くキレイな髪をいじりながら、とろ〜んとした目でドリンクを持ってストローを吸ったり離したりしています。飲み物もすでに空に近いようで、食べる姿のフェチでもある私は少し残念に思いながらも、何となく観察を続けました。 ところで、ゲップというものは食べてすぐに出てくるものではありません。通常は食べ終わってから1〜5分の間に発生(食材によっても変動)します。つまり食直後の彼女の横に席をとることができた私はラッキーなはずなのですが、当時はそうは考えず、どちらかというと食べるプロセス全体に気持ちが向いていたので(今でもそうですが)食後の女性ではなくこれから食べ始める女性を目で追うクセがついていました。 しかしこの時は他に女性の姿がなかったため、私は横目で川瀬智子似の彼女のみを意識しました。 少し経って、彼女はバッグの中から携帯電話を取り出し、開いて確認をしました。 それからまた肘をついてストローを口元に持っていきました。私は「そろそろ席を立つかな・・・」と思ったので、視線を落として手元の冊子を読みましたが、数秒後にもう一度彼女へと視線を移しました。その時です。彼女はぐぐっと大きくのけぞり、顎を引きながら背筋を少し伸ばして、「ぐぅっぷ・・・」という音が聞こえてきそうなほどの大きなゲップをしたのです。そしてちょっとだけ姿勢を前に倒して壁の方を向きながら、もう一度、少し開かれた口から上がってきたガスを押し出す様子がよくわかるほどのゲップをしました。なんと2連発です。 誰の目に見てもわかるほど大胆なゲップでした。そしてゲップの最中、彼女がなんとかそれを押しとどめようと抗っている姿がとても艶かしい瞬間でした。おそらくは、この光景を直視したのは私だけだと思います。彼女はこちらの視線にはまったく気付かず、しかしその後すぐに席を立って、私の真横でトレーの片づけを始めました。 私は恐ろしいほどの興奮状態のまま、ほどよく膨らんだ彼女のバストから腰にかけての部位に目をやりつつ、この体内から吐き出されたゲップのシーンを繰り返し繰り返し思い出します。心臓が早打ちし、わけがわからずに彼女に告白してしまいそうな気持ちに苦しみました。 私はまだ手元に食べていないハンバーガーが残っていましたが、興奮のせいで喉を通る気がせず、しばらく座席で悶絶したあとに退店し、帰りの電車内でも収まりがつかずに何とか帰宅。映像を克明に浮かべながら果てたのです。Sさんの時よりもずっと大きな衝撃であり、この日を境に私は問答無用のゲップフェチへと突き進みます。 ちなみにこの日の出来事は、お世話になっている、「ゲップフェチって〜2」に報告させていただきました。あれから2年近くが経ちますが、今でも思い出すだけで股間が熱くなるシーンです。 |
#3 その後 |
#1 最初のきっかけ |
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