◎ガミジ録◎

2008年12月東北行

南部鉄器


小学生の頃、各地の伝統工芸品とか勉強しましたよね。
別府の竹細工とか、京都の西陣織だとか、石川の九谷焼とか

その中で、僕の心を捉えてはなさなかたったのが、南部鉄器です。
似たような伝統工芸が並ぶなか、
どうどうとしたシルエットが目を捉えたのでしょうか?

そんなわけで、子どもの頃からのあこがれであった南部鉄器と触れ合ってきました。
観光インフォメーションで聞いたところ、
正月前ということもあって、
開いている南部鉄器の店は2件くらいとのこと。

離れたところに南部鉄器センターがあるらしいのだけど、
それは車で10分くらいかかるらしく、
おすすめされまさせんでした。
ま、実際時間に余裕のある身でもなかったしね。

言ってきたお店があったのが、写真の道。
よくみると、南部鉄器の看板が出てます。

まずは写真に向かって右のお店に入ったのです。

お店に入って茶釜とか鉄瓶を見て回るんだけど、
よしあしがさっぱりわかりません。
いろいろと違いがあるのはわかったけど。

それに、高くて手の届く値段じゃない。
買っても使う機会はない。
なんでお茶をやってるわけでもないのに、
こんなところにいるんだろう……と、
ちらりと重いながらも、見るだけ見て、
呼び鈴くらいを買いました。

いつもは鉄器を作ってるところを見られるらしいのだけど、
正月前なのでやってませんでした。
ま、そうだよね。


次にお向かいの店(勝手にリンクしたけどいいのかな?)。
高くて手が届かないのは同じだけど。

いろいろと見てるとお店の人が話しかけてくれました。

「貧乏人なので手が出ません」

という僕に、
お店の人は修学旅行者むけに作っている風鈴を見せてくれました。

「普通、風鈴は銑鉄でつくるけど、うちは本物の音色を聞かせたいから蹉跌で風鈴を作ってます」

と、誇らしげに語ってくれた風鈴は、澄んだ音色がしてものすごく気に入ってしまいました。
購入決定。

ちなみに旅行が終わって呼び鈴と風鈴を聞き比べてみると、
風鈴のほうが音色がいいのがわかりました。



今回は盛岡市内の南部鉄器をたずねてみたけど、
平泉方面、水沢江刺にも南部鉄器の工房がいっぱいあるようです。
次の日に平泉周辺でパンフを手に入れて初めて知りました。
今度東北に行くことがあったら是非尋ねてみて、鉄瓶の1つでも買いたいと思います。

2008年12月28日〜30日にかけて
東北の岩手に行ってきました。

2009/01/25一応できあがり
気が向いたらメンテしていきます

●日程と行程●
●記録●
1日目
07:10 福岡発
12:30 盛岡着

17:10 岩泉着
盛岡までの道のり
盛岡市内
南部鉄器
2日目
10:10 龍泉洞
16:00 盛岡着
18:10 盛岡発
20:00 一関着
龍泉洞
盛岡冷麺
3日目
10:00 厳美渓
12:00 平泉着
15:30 平泉発
22:20 福岡着
冬の厳美渓
平泉の街
中尊寺

岩手県の地図とか

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