CHAT-log 120608
page
1_2_3_4_5
#4
01:18:19
エックス@太刀岡様
「ここまでついてきてくれて本当にありがとう」
そう彼は小さな声で言った。目の前にある巨大な扉に視線を向けながら、ぽつりと。
「だけど、ここから先は今までよりもずっと辛いかもしれない、だから」
鈍い痛みが、私を襲った。この人は、今、何を?
「ごめんね」
うまく動かない体を動かして見えたのは、彼の辛そうで今にも泣きそうなのをぐっと堪えたような、そんな表情だった。
「さようなら、愛してる」
唇に柔らかい感触。そんな言葉をかける位なら、連れてってよ。そう思った直後、私の意識はぷつりと切れた。
←
01:19:33 風霧 (つД`)エックスーーー!!!!
01:19:35 あさとこつ わああああああああああああああああああ
01:19:44 konazato★ おおおう…これは…これは…!
01:19:46 ヒツジグサ ああああああああああエックスうわぁあああああああああ
01:19:55 太刀岡 この後エックスさんは夢主気絶させて安全な所に移動させて
01:20:09 太刀岡 この後じゃないよなってるよ
01:21:01 あさとこつ 愛してるから…愛してるからあああああああ
01:21:07 konazato★ エックスさんの優しさなんだな…
01:21:08 太刀岡 部下に命令して彼女の自分に関する記憶消去してもらうんだぜっていうシリアスな話が思いついていました
01:22:09 風霧 ああああああああ
01:22:10 konazato★ うええ…悲恋やないか…
01:22:17 霄終 泣かせやがってぇぇぇぇ(´;ω;`)
01:22:43 ヒツジグサ 悲恋とかそんなおじちゃん泣いちゃうから…っ
01:23:18 太刀岡 自分のボディ使って永久封印なので帰ってこれない自分の事を待ってる夢主の考えたら…という理由から消去の方向です
01:24:53 風霧 エックス…、例え貴方が特別なレプリロイドじゃなくったって英雄じゃなくったって夢主さんも私達も、エックスを必要としているのですよ…。
01:25:15 konazato★ アルマゲドンとか、鉄腕アトムの最期とか思い出した……覚えていないほうが幸せなのかな…(´;ω;`)ブワッ
01:26:59 風霧 覚えていない方が幸せとか、大切な思い出まで否定する事になるんですよ?エックスが勝手に決めたら駄目ですよ…。
01:27:47 konazato★ 風霧さんがいいこと言ったあああ!誰かエックスさん止めたってようう
01:27:58 風霧 …マジレスしている自分が気持ち悪いでござる。
01:28:09 あさとこつ だがそんなエゴが愛しいジレンマ
01:28:30 konazato★ いえ。それでいい、それがいいです
01:32:00 太刀岡
自分勝手なのは分かってる、これは俺のエゴなんだって。だけど彼女が泣き崩れるのは、もう嫌だった。
ごめんね、俺の我侭でこんな事をして。だけど、君には笑っていて欲しいんだ。君の笑顔が、俺は一番好きだから。
01:32:13 太刀岡 エックスさんのおまけ投下。
01:32:33 konazato★ はふはふ…!
01:32:55 あさとこつ エックス、きゅんきゅん…!
01:33:06 風霧 エックスーーー!!!!
01:33:45 霄終 胸がいっぱいでござる……
01:34:28 風霧 霜月はるかさんの追憶に咲く白い花って歌がオリエ様っぽくて聞くと鬱になれます。
01:34:45 太刀岡 多分夢主との思い出たくさん思い出しながら戦いにいくかなとかもにょり
01:34:52 konazato★ 鬱になれるwww
01:37:36 あさとこつ エックスさんに振られる短文…間に合わなんだか
01:37:50 konazato★ な、なに…ッ
01:38:17 ヒツジグサ うぉおおお気になる…!
01:38:23 霄終 テカァ……
01:38:49 あさとこつ まだできてない!できてないんだ!
01:39:06 konazato★ テカァwwってww
01:39:27 konazato★ それは次回の講釈で…!
01:39:53 あさとこつ や、ちょっと今ヤッチャウわ。しばし潜りますノシ
01:40:06 konazato★ まじか!いってらですん!!
01:40:27 霄終 イテラァ……
01:40:35 ヒツジグサ エックスさん祭りなのに一人本家書いてる私って…
01:40:41 あさとこつ ちょ こわいwww
01:40:43 ヒツジグサ いてらですー!
01:40:53 konazato★ 今日そらつきさんレベル高いわww
01:40:55 ヒツジグサ イテラァ…にワロタwwww
01:40:58 霄終 テカテカァ…… <本家
01:41:17 konazato★ 本家もイイじゃない! 私なんか書いてもいないじゃない…
01:41:20 霄終 蛇のおかげっす
01:41:57 霄終 Xの背景が分からないから書きたくても書けないじゃない
01:42:01 konazato★ 蛇様パネェ…
01:42:20 霄終 だって、スマホ……ストラップ……
01:42:51 konazato★ Xは…ゲームを何一つ齧ってない身としては…作り難いものがある…
01:43:13 霄終 どんなに!振り回されても!笑顔でついてきてくれる!笑顔で!ついてきてくれるお蛇!
01:43:13 ヒツジグサ 私もXは見ただけプレイだから書けないじゃない。書いても偽物になるじゃない
01:43:26 konazato★ 風霧さんからの贈り物ですよね<蛇ストラップ
01:44:12 霄終 素 敵 じ ゃ な い か
01:44:39 霄終 テンションも上がるってもんよぉ
01:45:03 konazato★ でも今日でエックスさんが豹変キャラと知って俄然萌えてきた。それまでは不器用で残念なVAVAさんばかりに目が行ってた
01:45:39 霄終 エックスしゃーん!首絞めておくれー!
01:46:21 ヒツジグサ Xでは一番エックスさんが好きなんだ実は。でも書けないこのジレンマ
01:46:40 ヒツジグサ とりあえず今書いてるハゲにこの苛立ちぶつけよう
01:46:52 konazato★ 好きと創作は似て非なるもの…
02:10:35 あさとこつ ええと、…かきなぐったブツ投下よろし?
02:10:47 ヒツジグサ おおおおおおおきたこれ!!!!
02:11:04 konazato★ へいへい!ブルースさん呼ぶわよー
02:11:10 霄終 ktkr!
02:11:12 *info* ブルースお兄さまも閲覧中です。
02:11:23 konazato★ かもーん!
02:11:53 あさとこつ 注:エックスさん振られ夢。えれえ短文。
02:12:14 あさとこつ 訂正。エックスさん「に」振られ夢。
02:13:03
エックス@あさとこつ様
「すき」
たった二つの音が滑り落ちた瞬間、何かが派手に砕ける音がした。
親しげで居心地のいい空気が軒並み凍りついて。
彼のまだ幼げな面影の、それでも深みのある微笑みが好きだった。大好きだった。
それなのに、その表情が戸惑って、歪んで、削げ落ちるのを見た。
口にしてしまってから最悪のミスと気づく。けれど今では全てが遅い。
「…え?」
自嘲しているような顔で彼が首を傾げる。
困らせているようで違う。これは私が我儘を言って苦笑させた時とは、絶望的なまでに。
「“すき”?」
繰り返されるその単語が友人に向けるものではない事くらい、彼はとっくに理解してる。
…理解出来てしまっている!
小刻みに震え出す私の肩に、いつかと同じ慰めるように触れる腕。憧れた腕。
けれどそこに、人知れず夢見た温かさや柔らかな感情は微塵もなかった。
震えが止まるどころかいっそう酷くなる。
「気のせい、だよな」
ぽつりと呟かれる。
いやだ。こんな空気はいやだ。
致命傷を負うのが怖くてゆるゆると首を振る。
それが引き鉄になるなんて考える余裕もなかった。
彼の、エックスの腕が離れた。触れていた温度も消えた。
それはきっと築いてきた友情も信頼も、恐らくはありもしない愛情さえも巻き込んで。
最後の希望が潰えたと、それだけを告げる声は私の心に深く突き刺さって抜けなくなった。
「ああ、…そう」
笑って言ってくれたのなら、まだ。
←
←BACK |
RETURN TO "CHAT-LOG" MENU
| NEXT→
page
1_2_3_4_5