先へ飛びたい方用 木曜、土曜1、土曜3 |
6月10日(日)前0回 後ろ0回。何の回数かは秘密。『いつも三日坊主で終わっていたけど、今度は少し頑張って付けようと思う。 えっと何から書こうかな。まず現状から。 俺は無事2年生になって、虎王先輩は卒業しちゃったけれど、前に言っていたとおり鷹神が入学してきた。都築一族はみんな背が高い。鷹神も1年のくせにもう狼帝と同じくらいの身長だ。 俺も伸びてなんとか70センチになったのに。羨ましいことに鷹神は狼帝より手足が大きい。まだ伸びるんだろうな。 しっかりした指は虎王先輩くらいに長い。うん‥指‥。いっいいや、そんで鷹神は声がすごくいい。きっと女の子に囁いたらそれだけでボッとなっちゃうんじゃないかな。低くブルブルと振動してくる声。腰に‥響‥うん、まあこれもいいや。 鷹神は会計に立候補してしっかり当選した。狼帝は当然のように会長に当選した。うちの高校は都築一族の支配下にあると噂されている。 虎王先輩も卒業しちゃったとはいえ、まだ名前を出すだけで効き目があるんだから。やっぱり先輩は凄い。やっと最近分かってきたんだけど、裏の番長って言うの、とにかく裏で仕切ってたのは先輩だったらしい。 そして役不足と陰口を言われながらもしっかりその後を狼帝は継いでいるみたい。 だからその2人と先輩の名前に守られている俺はなんの支障もなく高校生活を送っていた。 ううん、それどころか非常に充実した生活って言っていいかもしれない。とにかく狼帝は頭がいいから、宿題からテストまで頼れるし、大学生になった虎王先輩にもちょくちょく会える。もちろん都築の家にも週に1回は行っている。 土曜日が行く日に決まってるんだ。 狼帝たちのお母さんが陶芸教室に通っていて、午後から夕方までいない。その間‥昨日も‥。 あっ、ダメダメ、これ以上書いてるとせっかくの休養日まで‥。 とにかく今日は終わり。ちゃんと続くかな?』 6月11日(月)前1回 後ろ0回『今日は、えっとまず1週間がどんな風か書いていこうかな。 朝‥、え〜朝。そう朝。こんなこと書いちゃってもいいのかな。 月曜日は1日休んじゃったからって言って慣らすだけって決まってる。何が、なんて書けないよ。 それなのに鷹神はシャツのボタンも全部外したがる。狼帝がたしなめてくれるんだけど鷹神は言うことを聞かない。そんで弟みたいに思ってる鷹神だから、結局許しちゃうんだ。 狼帝が俺の他に言うことを聞く相手を見たのが初めてだったから最初のうちは少し焼けちゃった。 鷹神は前を全部はだけると荷物を下に下ろしちゃって両手で俺の‥を摘む。えっと‥ほんとにこんなこと書いていいのかな』 そこまで書いて今日あったことを思いだしていた。 鷹神はなぜだか乳首を弄ぶのが好きだった。はだけた前に両手をやるといきなりそこを摘む。もちろん後ろから。 俺は狼帝に抱きつく格好で、一生懸命にシャツを押さえる。そうしないと鷹神は肘の裏側でシャツを後ろに追いやってしまうのだ。いくら混み具合が酷くても他の人に見えてしまう。隠さなきゃいけないって思うだけでなぜか前が熱くなる。 いきなりで仰け反った体は鷹神に抱きしめられている。親指と人差し指で捏ね繰り回されて硬くなると鷹神は喜んでこう言ってくる。 「冬哉先輩。もう感じてる?」 そうあの尾てい骨直撃の良く響く声で、口を耳に付けて。 ああっ、胸と耳だけで俺のモノは100パーセントになってしまう。鷹神が乳首を捏ねてる間、狼帝はじっと俺を見ている。あんっ、どんな顔をしているか分からないので伏せると、必ず顎に手を掛け上を向かせられる。 指が嬲る乳首まで見られてる気がして一段と身体が熱くなる。狼帝は視線で俺を嬲るとやっと顎から手を離し、ベルトへと向かう。 苦しそうにしている俺の分身を取り出すとゆっくりと撫で上げる。そして虎王先輩がやっていた通り先端にコンドームを付けるのだ。 撫でながら狼帝も訊く。 「冬哉、気持ちいいか?」 はぁっ、もう言葉なんて出ないくらい気持ちがいい。俺は狼帝に抱きつき、鷹神は俺に抱きついて、常に耳のそばに口を寄せる。息が掛かるのもゾクッとする。 でもそのうちに穏やかな快感が物足りなくなる。ああっ、早くもっといいところも触って。 俺が焦れてるのを感じ取ったのか鷹神の長い指が後ろに入ってくる。右の乳首は摘まれたまま、前は狼帝に扱かれて、そこはヒクヒクと指の侵入を喜んでいる。 鷹神の指が一番いいところに辿り着いた。 「‥あっ‥、だっ‥ダメ‥」 ああ、もう気持ち良すぎてダメ。ここまでの愛撫とも呼べる行為は自分にとって苦痛が1つもなくて、たまらなく感じまくる。 「冬哉先輩。言うことが違うでしょ。ダメじゃなくて、いい」 耳のそばで舐めるように言われ、中もグリグリと指圧され、右は鷹神、左は狼帝が摘み、前は一段と早く扱かれて、俺はとうとう耐えられなくなる。 「も‥ダメっ」 「だから、ダメじゃなくていいなんでしょ」 違う‥って。出ちゃうのが耐えられなくてダメなんだって。そう頭の中で思ったときには熱いモノが飛び出していた。 「ああっ‥」 何度も身体を震わせてぐったりと狼帝に抱きつく。 俺は朝のことを思いだしてまた身体が熱くなってきた。だっダメ、まだ週は始まったばっかりなんだから。 『愛撫は何より気持ちがいい。けどこれ以上は書けないからまた明日』 6月12日(火)前1回 後ろ1回『今日は火曜日で、鷹神からって決まってる。なぜかというと「狼ちゃんたちばっかりやってて、教えてくれなかったからずるい」と、鷹神が駄々こねたからだ。鷹神はこの間まで中学生だったとは思えないやり方が好みで、ちょっとオヤジみたい。 何がって、書かなきゃいけないかなぁ。えっと、俺の好きなこと、かな、一応』 次をどう書くか悩んで、今朝のことを思い出した。 鷹神は2つ目の駅から美姫さんと一緒に乗り込んでくると、もうすでに狼帝の指が入り込んでるところを奪い取る。 後ろにピッタリ付いて昨日と同じように抱きつくと、俺の足を抱え上げた。拘束の外されたズボンはズレてお尻が丸出しになる。 俺は狼帝を挟んで電車の壁に正座してるような格好になる。でもこの混みようだ。少し押さえていれば下へなんか落ちていかない。 剥き出しになったお尻に鷹神は自分のモノを埋め込んでいく。 「とっ冬哉先輩、きつい。もっと緩めて」 そう言いながらも抱かえていた足から力を抜くと、電車が揺れるたびに少しずつ身体が落ちていく。狼帝が俺の分身を扱くと入り口は緩和し、俺は自分の体重で鷹神のモノを銜え込んでいく。 あっあっ、きつい。鷹神のモノはデカイ。虎王先輩と同じくらいあるんじゃないだろうかと思えるくらい。 「冬哉先輩のここ、凄く喜んでますよ」 ひっ、また耳に息を吹きかけるように声を響かす。 「あっ、ほら、いま締まった」 電車の振動に任せて鷹神は動かない。でもその微妙な振動は酷く気持ちが良く、そして焦れる。 とにかく挿入をすると、また前をはだける。狼帝は下から手を入れるだけなんだけど、鷹神はどうしても全開にしたいらしい。 狼帝にくっついているところは全て素肌になると、鷹神はまた乳首を摘む。 あんっ。 キュッと摘まれて上に倒されるともうメチャクチャに感じてしまう。 「あっ、また締まった。冬哉先輩。これが一番感じるんだね。ずっとこうしてようか?」 太いモノを銜え込み、両乳首を弄られて、ペニスを狼帝が扱き、もう1つの手でゴムの上から小さな出口を探して動く。 くっ、こんな姿でずっと晒されるのはたまらない。しかも近くにいるうちの学校の奴らは知っているのだ。時々痛いほどの視線を感じる。 でも、それなのに俺は1つも抵抗できない。それどころかこれがないと欲求不満になってしまう。 あんっ‥、だんだんと高まってきて、もうすぐイきそうだ。最後の一番気持ちのいいことをするには、堰を切るまで溜める必要がある。この快感をギリギリまで我慢し、耐えて、やっと解放できるのだ。 俺が後少し、そう思っていると鷹神が止める。 「狼ちゃんダメ。冬哉先輩、イきそうになってる」 ここが締まってくるからすぐ分かる、鷹神はそう言って、なかなかイかしてくれない。狼帝もそれを受け、動きをなるくし、先端の口を撫でるだけになる。そしてその口に爪を突っ込む。 いっ痛い、痛いんだけど、また違った刺激が身体を走る。でもそれをされると高まったモノが引いていくのだ。 「ああ‥いっ、イかせ‥て‥」 「ダメだよ。俺と一緒じゃなくちゃ」 そうしてまた高められ、落とされる。最後の駅の前まで30分の間、そうやって弄ばれるのだ。 でも焦らされて焦らされて、射精したときの何とも言えない開放感は、もう滅多に味わうことの出来ないモノである。 「ねっ、気持ち良かったでしょう?」 鷹神は自信を持っているようだ。 何度も何度もゴムの中に液を吐き続ける。絞り出すようにして俺は果てた。 今日のものすごかった射精感を思い出すと、少しずつ大きくなってくる。あっ、ダメダメ。これ以上思い出しちゃ。 『う〜んと今日は‥、焦らされるほど、後からくる快感は大きい、ってとこかな』 |