◇ 5 ◇




 温かくて何だか気持ちがいい。
そんな事を思いながら目を開けた。ぼんやりと浮かび上がった壁はオレンジ色のランプの明かりに照らされている。
まだ頭の中に霞がかかっているようではっきりとしない。
ぼやっとした頭をゆっくり振ると、不意に背後からルイの声が響いてきた。
「気が付いたか。」
どうして後ろから声がするんだろう……と、ぼんやり考えながら後ろを振り返った途端に、意識が急に覚醒してきた。
ルイの顔がすぐ間近にあった。というよりフランツが膝の上に乗せられているようだ。
慌てて辺りを見回すと、裸のまま後ろから抱え込まれて膝の上に乗せられていた。しかもお湯の中で。
「……ちょ……ちょっと………何………? これ…………」
パニックを起こしかけて身を捩るフランツの身体を、後ろから伸びてきた長い腕が抱きかかえて抑え込んだ。
「あまり暴れるな……せっかく入れたお湯が溢れてしまうではないか。」
ゆったりとした口調でそう告げると、ルイの大きな掌が湯の中でフランツの手の上に重ねられる。
どうやらわざわざ湯を張って身体を洗ってくれた後のようだった。
温かい湯と温かい肌に包まれながら、どうしていいか解らない程の気恥ずかしさに包まれる。
今になってようやく先程までの痴態を思い出し、顔から火が出るほどの羞恥にかられていた。
「………すまなかった」
突然背後のルイからそんな言葉が漏れてきて驚き、フランツは怖ず怖ずと後ろを振り返った。
「無茶をして本当にすまない…………まさか気を失ってしまうとは………」
ルイの顔が曇る。フランツは慌てて首を横に振った。
「辛かったのだろう?」
掌が上からぎゅっと握られた。フランツはゆっくりと唇を動かす。
「…………ちっとも。」
そう言葉を綴ってはにかみながら微笑み、むず痒いような気恥ずかしさの中、ゆっくりとルイに身体をもたれかける。
このぬくもりの中にいつまでも浸っていられればいい………そんな事を願いながら。

――――その願いが叶えられたのは、たった数年でしか無かったのだが――――。




 第九が演奏されて約三年後、ルイはこの世を去った。
ここ一年程は徐々に体力も落ち、作曲はおろか日常生活にも支障を来して寝込むことが多くなっていたが、フランツは相変わらず影のように寄り添いながら献身的にルイの世話を続けていた。
ルイの体調は一進一退を繰り返していた。良い時はいいのだが、一旦調子が悪くなると暫く起き上がることすら出来ないことも多かった。
それでもフランツは嫌な顔ひとつせず、進んでルイに尽くし続けた。
いつかは良くなると信じ続けて。
 そんな様子を見かねたルイの弟・ヨハンに招待され、二人はグナイクセンドルフへと療養の旅に出た。
その旅にはルイの他にフランツ、そして途中からはカールとサリエリも同行した。
空気の良い土地での転地療養が功を奏したのかその間ルイの体調は随分と良くなっていたのだが、その帰りの馬車の中で体調を崩してしまい、ウィーンに戻ってきた途端に寝込んでしまった。
そしてルイは見る間に弱っていく。
彼の命の火は消えかけていたのだった。
幾晩も高熱が続き医者すらも匙を投げる中、フランツだけが諦めずに寝ずの看病を続けた。
最後の晩、自分の死期を悟ったルイはか細い声で、見守っていたサリエリやカールを一旦部屋から出るように指示し、枕元にフランツを呼んだ。
最早一人では腕すら上げることが出来なくなったルイを抱え起こして何とか座らせ、フランツはじっと感情を押し殺して彼の枕元に跪いた。
ルイは苦しそうな息の下、切れ切れに話しかける。
「………愛しい私のフランツ。もうすぐお別れだ。」
フランツは唇を噛みしめながら首を横に振ったが、ルイは力なく笑った。
「いいや………もうすぐそこまで死神が迫ってきている。だが、私はまだお前に伝えなければならない事がある。」
背中に宛われたクッションに身体を預けながら、更に言葉を続けた。
「お前には本当に感謝している。本当ならばきっと私はあの第九の演奏が終わった時点で、命尽きていた筈だったのだろう………だがお前が私を生き長らえさせてくれた。この三年の間、短くはあったが本当に充実した日々を過ごせた私は幸せ者だ。」
フランツは更に唇を噛みしめた。口の中に薄く血の味が広がる。
「お前がいなければあの曲が出来上がることもなかっただろう。あの時、私はお前の力を借りてこの世に生み出すことが出来たと二人の最初で最後の合作だと思っている…………そしてそれがなければ、カールが正気に戻ってくれることも無かっただろうともな。本当に有り難う……フランツ。」
フランツがようやく口を開いた。そしてルイに分かり易いようにゆっくりと言葉を紡いだ。
「………幸せだったのは僕の方です。先生。」
ルイが困ったように笑った。
「二人きりのときは……ルイと呼びなさい。」
フランツは大きく頷いてから「ルイ……」と呼び直す。ルイはしごく満足げだった。
「さあ……私を抱いてくれ、我が不滅の恋人よ。お前の腕の中で私のこの生を終えることを、誇りに思う……」
フランツは立ち上がってベッドの脇に腰掛け、軽くなってしまったルイの身体を抱きかかえた。
あんなに大きくてすっぽりとフランツが収まってしまった胸も腕も今はがりがりに痩せ、骨と皮のようになっていた。
優しく抱き締め、唇に優しく口付けをする。ルイの青ざめていた顔にほんのりと赤みがさした。
「………フラン………ツ………………」
ルイはうっとりとした表情で微笑んだ。
そしてそのまま静かに息絶えた。
フランツはただ無言でルイの亡骸を抱き締めていた。必死で我慢してきた涙がその瞼から途端に溢れて頬を伝い落ち、胸元のルイの頬に当たった。


 ルイの葬儀は盛大に行われた。フランツは生きる屍のようになりながらも彼の棺を担ぎ、全てが終わってからアパートに戻って一人ワインを開けた。ルイが愛して止まない銘柄の最上級のものを。
「……今、去った人のために。」
そう呟いてグラスを高く掲げ、更に呟いた。
「そして彼に続く人のために………」
言い終わると、グラスを静かに傾けた。極上のワインを一口啜り、そして静かに涙を流す。
そのときまた暗闇から声が響いてきた。
「………随分と辛気くさいじゃねえか、メガネ。」
部屋の隅に佇んだまま、ぼそりと呟く。
「……モーツアルト先生も今日は一緒にやりませんか…………あの人のために。」
フランツが慌てて手の甲で涙を拭いながら、小さく笑いかけた。
「………なんで奴の為に。冗談じゃない。大体元々死んでいる私が何故他人の死を悼まねばならんのだ。」
そう言いながらも近付いてきて勝手にグラスを出し、ワインを注いだ。
「私は飲みたいから飲むだけ。それだけのことだ。」
ぶつくさと文句を言う悪霊を静かに眺めていたフランツが、ふと顔を曇らせながら訪ねた。
「………先生………ルイは、モーツァルト先生のところには……いますか?」
それを聞いた悪霊が声高らかに笑い出した。
「ああ!? 何故奴が私の所に! いるわけが無かろう。私は私の跡を継ぐ者を見つけぬ限り、永久にこの世に留まっておるのだ。奴のことなど知ったことではない!」
「………やっぱりそうですよね。そうでした、すみません。」
フランツは俯きながら力なく呟く。
「―――――奴なら、今頃大層幸せな顔してあの世に居るだろうよ。随分と幸せな死に様だったじゃねぇか。毒入りコーヒーを飲みながら絶望した誰かとは大違いだ。」
やや自嘲気味に言い捨てながら、ワインを呷った。
「………ああ、やっぱり見てらしたんですか。」
フランツは顔を上げ、寂しげに微笑んでいた。




 それから数日後、今度はカールがサリエリの元から姿を消した。
何の書き置きもなく、ただ彼が使っていた部屋にはそれまで使っていた車椅子がぽつんと残され、変わりに愛用の日常品が幾つかと父の形見のトランペットが消えていた。
慌てて手を付くし探したが、どんな方法を使ったのか全くその消息が掴めないまま一ヶ月近くが過ぎた頃、ようやくフランツの元に情報が舞い込んできた。
盲目のトランペット吹きがドイツの小さな村や町を点々と旅しているらしい。
情報としては正確ではなかったのかもしれない。
だがフランツはその情報を元に、ある計画を思いつく。
 実はカールはここのところ本格的にトランペットに興味を持ちだし、ルイと一緒にヨハンの所に旅した時にも欠かさず練習を続けていた。
そんなカールに、彼のために作られた第九の楽譜をトランペット用に書き直して渡すことをフランツは約束していたのだった。
フランツは目撃情報があった土地の近隣を演奏旅行で周り、彼を探すことを思いついた。
サリエリが宮廷での仕事のせいでもうあまり遠出が出来ないため、動けるのは自分だと思っていたせいもある。
そうして彼はウィーンと地方とを行き来する事になった。
「本当に一人で探すのかね?」
心配そうなサリエリをよそに、フランツは毎回笑顔で挨拶をした。
だがそんなフランツの身体はもうずっと以前から静かに病魔に蝕まれていたのだった。
そしてその事は薄々本人も気付いていた。だが決して人前で体調が悪い素振りなどは見せないようにしていた。
そんな身体をおしての演奏旅行だったが、無名に近い若き作曲家では大成功とまではいかないまでも、各地ではそれなりの評判を呼んだ。
赴いた先では更になる情報収集に務める。
移動の合間や宿屋での空き時間は少しずつルイについての自分なりの伝記を綴る事もし始めていた。
誰も知らないルイの生涯を、自分が側から見ていた事聞かされたことを機軸に綴ることが、ルイが自分の側に居てくれた証のような気がして。
 そんな間にも彼の身体はみるみるうちに衰えていく。
まだ三十になったばかりだというのに身体は見る間に痩せこけ、体力も限界に近い状態にまで落ち込んでいた。
ここに来て一気に何かがフランツの中で音をたてて崩れ始めているようだった。
それでも気力を振り絞り、フランツは行脚を続ける。


 運命の時は刻々と近付いていた。
いつものようにウィーンに戻ったフランツは、久し振りに教師の父に会いに行く。父は暫く会わないうちに随分と歳を取ったように見えた。
フランツは今までの自分の態度を父に素直に詫びた後、今は無名に近いながらも作曲家として充実した時を送っていることを告げ、笑顔で別れた。
サリエリにも挨拶をし、いつものように笑顔で旅立った。それが元気な姿のフランツを見た最後だった。


 北ドイツの片田舎。町外れにある宿屋でとうとうフランツはカールを見つけた。
父の形見のトランペットを大事に小脇に抱えて旅をしていたカールは、完全とは言えないものうっすらと視力が戻っていた。
フランツは約束の第九の譜面をしっかりとその手に手渡し、ほっと一息をつく。
カールはそのまま旅を続けるとの強い意志を持っていた為、ウィーンへ戻ることを強くは進めず、フランツもまた別の土地への演奏会へ旅に出た。
この旅行にしっかりと付き添い影から全てを見てきた男が、珍しく忠告してきたのはそんなときだった。
「もう止せ、メガネ。いい加減に戻らないとお前の身体がもう保たんぞ………」
悪霊は意味深な言葉と表情でフランツにそう忠告した。
「やだなぁ、モーツァルト先生。貴方は早くウィーンに戻りたいからそんな事を言うんでしょ? 残念ながら僕はまだやり残したことがあるんです。もう暫くは帰れませんよ。」
悪霊に微笑みかけながらも、より白さを増して蒼白とも言える顔色のフランツ。
「……僕なら大丈夫。それよりまだ書きたい曲もあるし、伝えたい人々が居るんです。僕の知らない色んな場所に……」
そう言うと遠くを見つめるような目をして小さく笑った。

 数日後、次の目的地に向かう小さな平馬車の中でフランツは目眩と猛烈な吐き気に襲われ、倒れ込んだ。
同乗者もなく、御者はただ馬を駆ることに夢中で背後の荷台で意識を失っているフランツには全く気付かずに、ひたすら目的地へと走り続ける。
その時業を煮やしたかのように悪霊がその姿を現した。
「畜生……貴様を此処で死なせるわけにはいかんのだ。むざむざとこんな僻地でのたれ死にさせてたまるものか!」
彼の声も姿も絶対聴力を持つ者にしか知覚出来ない。当然ながら御者にも彼の声は聞こえよう筈もなかった。だが幸いなことに馬車を引いていた馬が悪霊の喚き立てる声に反応し、けたたましいいななきと共に歩みを止めた。
驚いた御者が荷台を振り返りようやく彼は発見されたが、時既に遅く…最早回復する見込みは何処にも無かった。


 ウィーンの狭い自室で目を覚ましたフランツはゆっくりと辺りを見回した。ベッドの傍には知らせを聞いた父が駆けつけていた。そして少し離れた足元には見慣れた悪霊が無表情で立っている。
「………と…うさん…………」
父は必死で笑顔を作り、フランツを励ました。だがフランツには目の前に迫っている死期を肌でひしひしと感じていた。
…………きっと先生もこうだったんだろうな。
フランツはともすれば朦朧としてくる頭で、そんな事をぼんやりと思っていた。
ルイが亡くなってまだ一年しか経っていなかったが、今はもう遠い昔の出来事のように感じられる。
「メガネ。」
モーツァルトが無表情な顔で呟いた。
「無理をし過ぎたな、お前。…………まぁいい。今まで散々取り憑いて世話になった礼はちゃんとしてやる。」
それだけを言うとまた姿を消した。

 翌日の朝方、フランツの容態が急激に悪化した。
最早身体も自分では動かすことが出来ず、食べ物も受け入れずに全て戻した。
凄まじい痛みが身体中に走り、口をきくことすら出来ぬままフランツは呻き続けた。
当然ながら医者はルイの時と同じく早々に匙を投げ、ただもう見守るだけしか出来ない状況だった。
その日の深夜過ぎ、看病に疲れ果てた父が見守る中、不意にフランツがうっすらと目を開けた。
精も根も尽き果て、青白く痩せこけた頬に金茶色の髪だけが色鮮やかに張り付いている。
ふと何事かを話すかのように唇が微かに動いた。だが父が大声で問い掛けても反応は返ってこない。
その目は真っ直ぐに何処かを見つめていた。確かに何かを見ている。
そしてゆっくりと右手を宙へと差し伸ばした。
今まで身動きすらも出来なかった筈のフランツがゆっくりと右手を前方に差し出し、そのまま上半身を起こした。


 「………呼んできてやったぞ、メガネ。せいぜい感謝しろ。」
そんな声が聞こえたような気がした。
だがフランツにはもう目を開ける力すら残っていなかった。
暗闇の中でぼんやりとただ死神を待ち望んでいたその時、また何かに意識を呼び覚まされた。
それがとても懐かしい声だったような気がして、フランツはようやくうっすらと目を開けた。
もう耳も目もまともに機能しておらず、幻聴だと解ってはいた。けれどそれが幻聴でも構わなかった。
やや暫くして今度ははっきりと誰かが囁く。
霞む視界の先に誰かの指先がぼんやりと浮かんでいる。
ゴツゴツとして無骨な、それでいて実にしなやかに動く長い指先。数々の名曲を魔法のように奏で続けていた偉大な音楽家の手が、目の前に差し出されていた。
もう指先ですら自分の力では殆ど動かせなくなっていた筈なのに、渾身の力を振り絞るとゆっくりと右手が持ち上がった。
そのまま差し出される手を掴もうと、空に向かって必死に手を伸ばす。
指先に彼の指が触れたその瞬間、しっかりと手を握り締められる温かな感触が蘇ってきた。そのまま身体ごと引っ張り上げられるように身体がふっと軽くなる。
その瞬間、フランツの周りの世界が真っ白に染められていた。




まるで誰かに引き起こされるかのようにゆっくりと起き上がって宙を見つめたフランツは、静かに微笑んでもう一度何かの言葉を呟くと、そのまま静かに息絶えた。
僅かな唇の動きは確かにこう綴られていた。
『ル・イ……』と。

眠るように穏やかに、フランツ・ペーター・シューベルトもまたこの世を去っていった。
青白かった筈の顔はほんのりと薔薇色がさし、幸せそうに微笑みを浮かべていた……。



彼の荷物の中から出てきた遺言状により、葬儀はルイと同じ場所で行われた。
まだたった三十一歳で短い生涯を駆け抜けたフランツは、かねてからの望み通りルイの眠る場所の隣に埋葬された。
そして今も仲良く並んで、同じ墓地に眠っている。





epilogue



 そこは真っ白な世界だった。
あれほど辛く苦しかった痛みも吐き気も、かき消すように消えている。
右手には待ち望んだ人の手があった。目の前に差し出された長い指。それが自分の指に絡まり、しっかりと握り締められていた。
「……………迎えに来たぞ。」
懐かしい響きが耳を擽る。
嬉しさで一杯になりながら、フランツは目の前の顔をしげしげと見た。
大きなぎょろ目に癖のあるカールしたぼさぼさの髪。
そして口許には特徴のある笑みが浮かんでいる。
「………ル……イ………」
フランツが怖ず怖ずとその名を呼ぶと、口許の笑みが顔中に広がった。
「そうだ、ルイだ。可愛い私のフランツ。」
今までずっと溜め込んでいた感情がどっと一気に押し寄せ、フランツはルイの胸元に飛び込んだ。
元通りの広い胸元は懐かしいルイの匂いで一杯だった。
長い腕がすっぽりとフランツを抱き締めてくる。
「一年………よく頑張ったな。カールのことも本当に有り難う。」
抱き締められながらフランツは何も彼もが全て解けていくような感覚に襲われる。手も足も全てがルイとひとつになり、解け合うような不思議なものだった。
「……もう、何処にも行きませんね。先生…………」
フランツは涙声でそう呟いた。
ルイはまた困った顔をしながら耳元にそっと囁く。
「ルイと呼びなさい………」
フランツが笑った。そしてルイも。
「………さあ、行こうかフランツ。これからは本当にもう二度とお前を……離しはしない…………」

何処までも白い世界。二人の身体はいつしか霞に包まれていくようにゆっくりと消えていった。




   



キリリク40000を踏まれましたおかもと様よりリクエスト頂きましたCOMPOSER小説。
第九の後のルイとフランツで…という内容で御座いました。
しかし凄い量の文になってしまいましたね。正直焦りました。
一度、半分くらいが消えてしまったので急いで書き直しております。
それ故いつも以上に誤字脱字打ち間違え等が多いかとは思いますが、
見つけましたらできればこっそり教えて下さい(笑)
長ったらしい小説になってしまいましたが、少しでも楽しんで頂ければ嬉しい限りです。

またこの小説はあくまでもCOMPOSERをベースにした
『ファンタジックオリジナルストーリー(笑)』←サカナさんの声でお読み下さい。
で、御座います。そう、
知らない人には誤解を。知っている人には混乱を(大笑)
実際ルイやフランツが生きていた時代とは多少違う雰囲気かもしれませんが
どうか御容赦下さいませ。






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