にきびと洗顔

にきびを気にしている人は多いですが、にきび予防には洗顔が効果的です。

正しい洗顔を実行していれば、にきびはよくなるのでしょうか。

熱心に洗顔をしていても、にきび対策になっていない人もいるようです。

皮膚の表面は、弱酸性であることが望ましいとされています。

弱酸性であり続けるためには、皮膚の細菌が活動していなければなりません。

よく悪玉菌や善玉菌という言葉を耳にしますが、肌にも同じように悪玉菌と善玉菌があります。

表皮ブドウ菌というお肌の細菌は善玉菌に分類されますが、顔の洗いすぎで流失してしまう場合があります。

何度も洗顔をしていると顔に存在する善玉菌がいなくなり、肌のバリア機能がていかします。

結果的肌はアルカリ性になり、乾燥状態が進んでしまいます。

皮膚は乾燥状態になってもにきびができやすくなります。

洗顔をすることでにきびが悪化するのはこういった理由です。

日に４回も５回も洗顔しても、逆ににきびにとってはよくない影響がある場合もあります。

基本的に朝と晩の２回、場合によっては３回までが肌にいい洗顔の回数です。

洗顔時はよく泡立て、洗った後はぬるま湯で顔の泡を徹底的にに落としてください。

にきびに悩んで洗顔をこまめにしていてもなかなか改善しないという人は、少し洗顔の回数を減らしてみるようにしましょう。