切らないワキガ治療

ワキガの治療法として、発汗を抑制する薬液を注入する方法や、電気を通すなどの切開を行わない方法もあります。

発汗作用を抑える薬液には、ボトックスがよく使われます。

しわを目立たなくするためにも使われるため、名前を知っている人も多いでしょう。

ワキガの源になるアポクリン汗腺の発汗を抑制するために、ボトックスを脇の下に注射するという治療です。

わきがの治療をボトックスで行う場合の注意点は、効果時間です。

ある期間が過ぎると、再びわきがの症状が出るようになります。

インフォレーゼ法というワキガ治療もあります。

アポクリン汗腺やエクリン汗腺を閉じさせる治療です。

薬液をしみ込ませたガーゼを脇の下にあてがい、電気を通します。

電気分解法という、汗腺に針を挿入し、電気を流す治療法もあります。

高周波の電気をアポクリン腺や毛根に流すことによって、ワキガ臭を消すことを目的としています。

電気分解法は、エステなど麻酔が使えないところで受けると相当な痛みがあります。

一つ一つの毛根に処置をするので、時間も長くかかります。

ワキガの治療方法には、メスを使わないものも様々なものがあります。

ワキガ治療の効果や費用には差があるのでしっかり事前に情報収集して比較検討する事をおすすめします。