ついにいつの間にか本命となっていた住商情報システムの二次面接。今までどの選考過程でも半数を落としてきたこの会社ですが(半数という数字はネットからの情報で信憑性は分かりません。)、この二次面接は最大の山場とされる面接のようです。嫌でも緊張してしまう…。
場所はもちろんトリトンスクエア。今日は二社ともキレイなオフィスで気持ち良い(^〜^)そういえば、筆記から最終までをずっと同じ会場で開催するのは珍しいのかも。
仕入れていた前情報によると、面接を受ける前からある程度合否が決まっていて、人事がでてきたら合格、役員がでてきたら不合格っていう説まで流れてました。そして俺の担当になったのは…役員!この時点でテンションがやや下がる。気にすることないのに、どうしても真に受けてしまうのが悪い癖です。
今回は1:1の個人面接。
聞かれた内容はみんな共通のようで、
・IT業界の志望動機
・住商情報システムの志望動機
・就職活動進行状況について
といったシンプルなものが続きました。どんな回答をしても面接官はうなずく程度で反応は良くない。
・SEという仕事のイメージ
・どんな仕事をしたいか
・アルバイト経験について
・転勤の可否
・長所と短所
・サークルでの役職
・学生時代に経験したことで、ビジネスの基礎となるようなこと
といった質問が続きましたが、どれも一問一答みたいな感じで雰囲気はマズイ。全然会話に発展しない。そんな調子で約1時間が過ぎました。
最後にこちらからの質問タイム。
いつくかお決まりの質問をした後、実は面接では初めて聞く
「この1時間の間で、自分の長所や短所などの気付いた点を聞かせて」
という質問をしてみた。とにかく会話になるような質問をしないと間がもたないのよ…
この質問をした時、面接官が初めて笑いました。
「僕は君がそう聞くの、分かってたよ」
だって。意味がイマイチ把握できず、戸惑っているとさらに一言。
「あのね。君が答える回答って、模範解答みたいでつまんないよ。面白くない」
キタ━━━━━(T∀T)━━━━━ !!!!!
面接に限らず、今まで面と向かって「話つまんない」と言われたのは初めて!意識薄れそうになりながらも攻撃は続く。
「君がその質問したってことは、僕(面接官)からの目を気にしてるんだろう?いくつか他社の選考も進めてるようだけど、君が評価されてるのは中身じゃなくて外面だよ」
キタキタキタ━━━━━(T∀T)━━━━━図星!!!!!
「僕が見たかったのはキレイな演技じゃなくて、荒削りな君の素の部分だったのに」
ふっ。
マジな話、あまりにストレートに言ってくるのでこの時笑ってしまった。
そして吹っ切れた。
もう無理だ。
軌道修正不可能。
さよなら住商。
この後は、ようやく口を開いてくれた面接官と純粋に話を楽しんできました。今後の就活で少しでも役にたつようにね。そして反省する点も数々。数多く面接を繰り返しているうちに、決まったスタイルが出来上がってしまっていたんですよね、きっと。それで話してる内容が完全に"セリフ化"してしまい、聞いてる人にはまるで用意してきた回答を、原稿でも読んでいるかのような印象を与えてしまった。「慣れ」ってやつの弊害ですね。たくさん練習してきたことが、本命の会社でこんな形で足をひっぱるなんて…。まぁ、これに気付けただけでももうけもんです。
質問タイム以降は、普通に楽しいと思える面接(っていうか雑談)で和やかな雰囲気で終わりました。きっと結果が来たら、この和やかな雰囲気とのギャップのせいでさらにショックに感じるんだろうな…。
さらばトリトン。
ショック収まらないうちにさくら情報システムから最終面接のお知らせ。次はプレゼンテーションらしい。住商情報システムで失敗した腹いせにここのプレゼンテーションで暴れてやる!プレゼンテーションの内容は「自分の強み」について5分間。資料作成などは自由らしい。よーし、得意分野だ。さっそく今宵は一人パソコンに向かい資料作成に励むのでした。
2003/4/7(MON)
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