暑気払いの飲み会が入ったり、お休み争奪戦に敗れたり、
遊ぶのは自分の担当を終わらせてから！という無言の圧力に屈したとかで、
今回は設営参加を諦めて高速バスで1日目早朝に東京入り。
中途半端に体力が余っていると、バスの中で眠れなくて
翌日睡眠不足で地獄を見たりするのですが、
酒飲んで眠気を誘うまでもなく疲れですぐに寝れたのが不幸中の幸いでした。
バスの中で寝たとは言え、このままビッグサイトに向かうのにも一抹の不安を覚える
体調だったため、ビッグサイトに向かう前に新宿のサウナに寄って、
お風呂と数時間の仮眠を。
昔ここに一泊した時は、休憩室でカタログチェックしているお仲間が散見されたものですが、
さすがに今この時間にそのような御仁は見当たりません。
少し眠ってすっきりしたら、
「何だか知らないけれど6割引になっているから」
という理由で決めた赤坂のホテルに荷物を預けに向かったのですが、
JRではなく東京メトロを使わなければ行けない赤坂へ、
迷路のような東京メトロを乗り継いで…、時間が潰れる、一般入場開始時間が迫る。
こんなにホーム離れていたら「つながっている」なんて普通言わないだろ。
赤坂の街は、高層ビル群のど真ん中に日枝神社が鎮座している、
どこか不思議で幻想的な印象すら受ける街でした。
ホテルは本当にTBSの入口真ん前で、
TBSに仕事に来る方御用達だけどお盆時期は人が来ないので6割引…なの？
ホテルに荷物を預けたらもうとっくに一般入場は開始している時間で、
そこからまた東京メトロと言う名のダンジョンに迷ってりんかい線に乗った頃には
りんかい線はガラガラ。
入場列がまだ残っているわけでもなく、12時過ぎにそのまますぐに入場できました。
お昼過ぎのビッグサイトは、東館に向かえば連絡通路が人で埋まってひどく牛歩。西館に行ってみるとここでもまた出口が大血栓。
構造上脆弱な部分が、もれなく詰まっているご様子です。（この会場は東西全部使って一つのイベントやるなんて想定されてないとかなんとか）
どこかにバイパス作れないの？これ、と思いながらもスタッフの皆様どうもお疲れ様です。
屋上に向かうと、「コミックマーケットスーパーステージ」という
謎なセットが組まれており、
企業スペースでは、まどか☆マギカのほむらの抱き枕だけが完売しており、
「この、役立たず」と書かれた、実際非常に使えないうちわを友人に差し入れて
不評をもらったりしながら1日目終了。
終わったあとは、ビールをおいしくいただきながら
仮眠したとは言え、早朝入りの疲れと眠気が襲ってきたので
ホテル帰ったら即ベッドで就寝。
歩き疲れて張った足を、ほぐしてから寝ないと翌日やばいことになると
経験上分かってはいるんだけれどもうそれどころじゃないのでおやすみなさい。
歩き疲れて張った足を、効率的に回復させるにはどうしたらいいかと、
前々からあれこれ考えておりまして。
ただ横になっているだけでは回復が遅いので、
どのように足に力を加えたらいいかや、
どういう姿勢でいたら疲労部分を効果的に刺激するかをあれこれ試しておりまして。
陸上選手のマッサージのように他人の手を借りるようなものではなく、
一人でできてお手軽で、そこそこ効率的な方法はないかと試行錯誤しているのですが
「正座」がかなりいいという結論に至りつつあります。
歩く時に足にかかる負荷とちょうど逆方向に負荷がかかるため、
だからといって腰痛の時にブリッジしたりすると余計腰痛が悪化するのですが、
この疲労時の正座はかなりいい感じ。
10〜20分正座してからお風呂入るとかなりいい感じ。
ホテルの朝食ブッフェで腹いっぱい食べて、
そのまま夜まで持たせる一日二食作戦で、
東方やけいおんの、すごく分かりやすいTシャツを着込んだ諸兄が、
りんかい線に乗る前から今日がどんな日かを非常に端的に示してくれていました。
あちこち回って東ホールの外壁工事を見たりしながら
そういえばビッグサイトも老朽化しているんだったなぁと思いつつ、
途中で暑さで色々やられてきて、フラフラしてきたので
コミケで初めて栄養ドリンクに頼る羽目に。
はじめてビッグサイトで「栄養ドリンク（医薬部外品）」を買ったのですが、
タウリン1000mgのファイト一発とか、ビッグサイトのコンビニ入ると目の前の棚に大量にあるのに
「こういうのコミケでそんなに売れるの？」
と思っていたのですが、最後の一線守り通したい時（＝救護室のご厄介になるのを回避したい時）には必要なのかもしれません、もうプラシーボでも鰯の頭でも自分を支えられるなら何でもいい。
…でも「ウコンの力」が並んでいるのは何か違うと思う。あれは二日酔い用。
16時の閉会をガレリアで迎えた後は、作業員証をつけてのチラシ配布お手伝い。
自分ともう一人が東4ホールと東6ホールの端々に分かれ、自分の中で勝手に
「東5の真ん中越えて相手の担当領域まで食い込めたら俺の勝ち」
と決めて配布を行った結果、（自分ルール的に）大勝利。
別に負けた側が損する訳じゃないから、いわゆるwin-winの関係成立と言うことで。
終わった後は、配布を行った皆さんで牛丼やらうどん食いながら、
…あんまり仕切られていない空間であれこれ話していたのですが、
一人ビール頼んでどうもすいません。
ビッグサイトでの買い物のために食費をできるだけ削るって考えは
すごく分かるんですが、自分は飲みに関しては財布の紐緩いです。
この日は3日目のサガ本買いに行くのと、知り合いに挨拶するのとそれからえーと…。
昨日と同様ホテルの朝食ブッフェでお腹一杯食べて、
部屋に戻ってテレビをつけたらプリキュアをやっていたので見ていたのですが、
先日見たまどか☆マギカの底抜けの殺伐ぶりと、
底抜けに希望に満ち満ちたプリキュアとのギャップを頭の中で上手く調整できず、
軽く躁鬱状態になりそうになりながらホテルをチェックアウト。
大荷物だけホテルに預けてビッグサイトへ向かい、
知り合いに、二日目の同人ゲームで手に入れた侵略!イカ娘の「痛基盤」を渡したり、
別の知り合いに新刊をいただいたり。
お昼は東ホールの一番端っこの一番上にある中華料理屋「香港飲茶楼 ル・パルク」で食べたのですが、三階から見下ろす東ホールの雑踏は
「人が〜〜のようだ」
とムスカごっこをするのに最適で、
東ホールの端っこと言う立地上180°逆側には東京湾のオーシャンビュー。
お店の中はホール内より一段階空調が強く快適で、
飲酒禁止のアナウンスも空しく、麦の絞り汁飲んでる人も結構おられました。
お店出たところの二階部分に、謎の待機列ができていたのですが、
これが何の列だったのか未だに分かりません。
…トイレじゃないし、コインロッカーでもないし、
シャッター前大手がこんなところに列作るわけもないし…。
東館のよどんだ空気の中で一通り用事を済ませたら西館に向かいます。
「空気が澄んでる、人の笑顔が違う」
と、同じく東館からやってきた方が感嘆しています。
となりの801ちゃんのチベくんと801ちゃんがひっそりといらっしゃって、
こっそり本だけ買ってきたりとか、
外に出てみたら、何か屋上広場でライブやっているらしく音が聞こえてきたとかありまして、
コミケ3日目無事終了。
撤収作業を途中、トラックが入ってくる辺りまで手伝い、
ホテルに預けた荷物を回収して打ち上げ場所に向かったのですが、
「東京メトロを乗り継いでJRの駅に向かう」
という真似をやったら、駅と駅の乗換えが…、
あんなに離れていたら普通「つながってる」なんて言わないだろ！
打ち上げで焼肉食いながら
「『侵略!イカ娘（チャンピオン）』と『波打際のむろみさん（マガジン）』は掲載誌の取替えが可能かどうか」
や
「『ミンキーモモ』と比較して『まどか☆マギカ』を語ってみる」
といったろくでもない話をし、
帰りの高速バスの到着が遅れ、眠い中目をこすりながら必死に耐えて
東京を後にしました。
今回のコミケ経費（2泊5日）総合計概算
高速バス-----:13300
宿代---------:13400
都内交通費---: 4700
食費---------:11100
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計-----------:42500
＋ビックサイトで使った金
ホテルが朝食付きですが、宴会三昧で食費は高め。