今回、首都圏往復フリー切符使って寝台特急で東京に向かったんですが、今回個室が取れたんですよ個室。
個室なもんでアレですよ、列車内でカタログ広げようが何しようが、
他の乗客から後ろ指さされたりする事がないわけで!
喜び勇んで電車に飛び乗って割り当てられた個室に入ってガッチリと鍵かけてよっしゃぁ荷物広げるぜ、
とカタログ取り出したところででいきなりのノック。一体誰だと思ったら車掌さんで、あわててカタログ隠しながら切符を提出。
切符チェックが終わったら、部屋の外に出る際にはこれで鍵かけて下さいと専用のカードキーがもらえました。
個室にはこんなサービスもあるのかすごいこれ、と意味もなく3回ぐらい鍵を開けたり閉めたり。
寝台券の切符がそのままカードキーになったら面白いのにな、とか思ったけどそういうのって無理なのかな。
決して広いとは言えない個室で、立ったら頭ぶつけるくらいの天井の低さでしたが、
小さいながら作業台もあって、外から見られずに荷物広げられるのが本当にすばらしい。
存分に作業して、限界が来たら寝て。
そもそも出発前に作業は終わらせとけって話ですが。
今回「おじいちゃんおばあちゃんの原宿」こと巣鴨に宿を取りました。
選んだ根拠は値段の安さ、ただそれだけ。
りんかい線乗り換えの大崎駅から、どっち回りでも(外回り内回り)一番遠い山手線駅だと気づいた時には
どうしようと思いましたが、首都圏往復フリー切符でJRは乗り放題だし、早起きさえすれば大丈夫。
巣鴨を軽く散策してみたんですが、感想を一言で言うと「せんべいの香りのする街」で、
この街見てるといざなぎ景気越えとか、景気回復を実感できるような街でした。時間のせいもあるのかもしれないけど、
言うほどおじいちゃんおばあちゃん多くなかった気が。
とげぬき地蔵って名前だけ知ってるけど何のお地蔵さんなんだっけ?
そして昼過ぎにビックサイトに向かい、チラシの机上配布してきましたよ。
印刷所のトラック入ってきたー、搬入が始まったー、
……………
………
…
配布するチラシがこない。
あそこの印刷所のダンボールは来てるのに、
こっちの印刷所のダンボールも来てるのに、
結構時間かかるものですね。
しばらくして無事荷物も来て配布開始なんですが、この日は人手が足りてません。
一人どれだけ配ればいいかという割り算は簡単なんだけど、
お前さん、それには「人間の限界」ってものが計算に入ってないだろう、と。
まぁ言うじゃないですか、千里の道も一歩から。
雑草だらけの野っ原をきれいにしたければ、目の前の草を1本1本抜いていけばいいんですよ。
と言うかできるところまででいいからやるしかないんですよここまできたら。
午後7時、ビックサイト各ホールの入口施錠アナウンスを聞くまで一緒にこんな死のロードに付き合ってくれた配布者様に大感謝。
ヘトヘトになりながらホテルに帰って風呂&寝るの2連コンボ。
設営日にサークル荷物は全部搬入してしまったので、カバン一つ提げて大崎駅からりんかい線へ。
昨今の世相を反映して、女性専用車両が先頭に設けられたようですが、今日の日にそれがどの程度の意味をなすのか
疑問が残るところです。
すごく良く晴れた絶好のコミケ日和の中、シャッターから吹き込む風で気分は凍死寸前。
貼ったと思っていた見本誌票が貼ってなかったり、予備の見本誌票が見つからなくてお隣さんに借りたり(その節はお世話になりました)、
風でスペース案内の看板も何度か倒れたりしましたが、そんな中で
いつものように友人知り合いと会って話してお菓子もらったりしながら過ごしました。
終わった後でジャンル仲間と飲みに行く約束したんですが、
チラシ配布があったもんで。後で合流すると伝えて大体の時間を伝えて。
今日は昨日より配布人員多いし、楽観視して「あ〜すぐ終わるよー」
みたいな事言っちゃったんだけど、これがそもそもの間違いの始まり。
悲観的に想定して楽観的に行動しろ、が主催の心構え(と言うよりは危機管理の心構え)
だとは思ってるんですが、ここで気が緩んで楽観的に想定してしまったせいで、
約束した時間はあっという間に未来から現在を過ぎて過去になってしまい…、
後片付けや電車での移動もあって合流したのは最初に言ってた時間から2時間半後。
ごめんなさい。悪かった。反省している。
今朝東京に着いた相方と合流し、お昼前にビックサイト屋上広場へ。
相変わらずの人口密度でしたが、一時期のすし詰め状態からはずいぶん改善されたような気がします。
となりでコスプレ博
やコスプレヘブンinディファ有明といった外部の受け皿が定着してきた証拠でしょうか。
ハウルを従えた宮崎駿監督(のコス)や、体型までそっくりなニコ・ロビン(ワンピース)、
北の将軍様など前に見た事ある方や、キン肉マンご一行様、(ミュージカルの)キャッツご一行様、
果てにはマクドナルドのドナルドと、ケンタッキーのカーネルおじさんの合わせなどよく分からないネタコスまで
相変わらずのカオスな空間を楽しんできました。個人的なMVPはデトロイトメタルシティの
クラウザーII世コスさんに捧げたい。まじそっくりだった、いろいろと。
あと車いすでローゼンメイデンの真紅コス&後ろの介助者の方がマスター(?)の合わせを
見たんですが、真紅が「次あっち行きたい」と言いながら介助者の方が車いす押していくのが
何て言うかすごくローゼンっぽいと言うか似合ってた。次はぜひハイジのクララでお願いします。
2日目終了した後は最後のチラシ撒き。3日目を控えているせいか、2日目終了時で疲れがピークに達しているのか
妙にスタッフの皆さんがピリピリしている気がするのは気のせいかな。
各スペースに積まれたダンボールの山が1日目2日目とは比べ物にならないんですが
車(ワゴン)1台分の荷物が丸々壁1サークルの新刊って何の冗談?壁サークルは車1台/1サークルがデフォルト?
3日目パワー恐るべし。
あと荷物番してる間に世間話してた警備員のおじさん、3交代制で24時間勤務、立ちっぱなしの仕事を
大晦日までって大変ですねホント。こっちはある意味好きでやっているようなものだからいいんだけど。
何はともあれ、手伝ってくれた皆さんお疲れ様でした。おかげさまで今年最大の山場も乗り切れました。大感謝。
配布達成記念に打ち上げして、解散。
年内に帰る、それが絶対条件でした。
電車が取れなかったんですよ。帰省ラッシュのあおりも受けてものすごい中途半端な時間のはくたかしか取れなくて、
島本和彦先生のところや、3日目取ってる知り合いのところに行ってきたかったんだけど、3日目参加断念。
行きの時間、帰りの交通機関の行列を考えるとビックサイトを回ってる時間がない。
3日目終了時に、故・米澤代表に黙祷を捧げるという話を聞いていたんですが、
その場にいたかったなぁできれば。帰りの電車と天秤にかけると流石に参加はできませんでしたが。
帰りの電車もすごい乗車率だったけど、みなさんどうもお疲れ様でした。
越後湯沢駅に積もった雪や、東京とは違ったこの、空気が湿った寒さを感じると帰ってきた実感わきますね。
今回のコミケ経費(3泊4日)総合計概算
JR往復-------:22000
宿代---------:18000
都内交通費---: 0
食費---------:17000
____________
計-----------:57000
+ビックサイトで使った金
打ち上げ2連発の宴会三昧でこの結果です。ホテルの方は朝食付でこの値段なので、まぁ妥当かと。