今回、とある宿の一万円優待券がツテで手に入ったもので、
問答無用でその宿に決定。宿代については今回全く参考になりません。
ついでに言うと、食費も飲み会三昧で当てになりません。
死力を尽くして経費を削っていた頃の数字が見たい方は、2004年以前の日記を見て下さい…、
と言っちゃってもいいかもしれない。財布の紐は年を追うごとに確実に緩んでいます。
今回は首都圏往復フリー切符を使って、特急で東京入り。今までは夜行バスでの早朝着が常だったのですが、
回重ねるごとに空き時間にやる事もやりたい事もだんだんなくなって時間が余ってきて余ってきて。
高速バス+都内交通費に暇つぶし代加えたら、首都圏往復フリー切符と大差ないだろうという事で、
今回は昼間の移動に切り替えました。
東京着いたら宿に荷物を置き、フリー切符片手にあちこち放浪したのですが、日も暮れる頃になると疲れて飽きて。
このままじゃ夜の退屈さに耐えられないと言う事で、同じ目的で東京に来ている友人を呼び出し、
さらにはスタッフ参加で翌日5時起きという友人も巻き込み、千葉まで行って酒盛り。
宿に戻ったらもうすぐ日付変更という、明日サークル参加する人間とは思えない真似をしてしまったのですが、
やってしまったものは仕方ないと、日付変更直前から明日の準備。
スタッフ参加のあいつは大丈夫かな…、今更心配してもどうしようもないけれど。
サークル参加の日です。前日の酒もキレイに抜けて、モーニングコールに合わせて起床。
大崎からりんかい線でビックサイトに向かったのですが、…こんなに混んでるりんかい線は久しぶりだ。
この乗車率の中で途中駅で降りる人、人間は避けてくれるかもしれないけど荷物は避けてくれません。
タックルで道を切り開いて荷物押し倒していくのはやめて下さいな。そんなに急がなくてもドア閉まらないから。
今回、天気予報は晴れになったり雨になったりの微妙な予報だったのですが、
蓋を開けてみると曇り空で雨は降らずといった、コミケとしては最高の天気でした。お天気の神様ありがとう。
新刊も無事に直接搬入されていて、色々知り合いに会って、差し入れもらって馬鹿話して買い物して、
一通り楽しんだところで1日目閉会となりました。
直接搬入した新刊は、今回流石に持ちきれないので宅急便で搬出。
と言っても閉会前後に行列に並ぶのが嫌だったので、スーツケースに収まる分だけ残し、
お昼過ぎにクロネコさんにダンボール一つ持っていったところ、
一切並ぶ事もなく30秒くらいで搬出完了。3日間ずっとここで搬出受付してるのかクロネコさん、…大変だなぁ、お疲れ様です。
昼まで寝てました。早めの昼飯を食べて、それからビックサイトに向かいました。
発車寸前のりんかい線に慌てて飛び乗ったところ、車内の光景に微妙な違和感が。
…なんで戦利品をチェックしてる人がいるんだ?紙袋持った人がいるんだ?
…逆方面だっ!!!
素で漫画みたいな真似をしてしまいましたが夏コミ2日目といえば花火大会、この日の帰りに臨時バスで帰ろうとしたりすると、
とんでもない渋滞に巻き込まれ地獄を見ること請け合いなのですが、今回天候不順により翌日に順延。
…3日目とかち合うのがまた不安と言えば不安ですが、とりあえず今日は気にしない。
2日目は屋上中心に回ってました。ドルアーガがいたり
ヘルシングのウォルターさんと鋼錬大総統の渋系オヤジコンビが談笑してたり、
かなりいい感じの絶望先生ご一行様がコミックス表紙の再現をしていたり。
相変わらず見てて飽きないな屋上広場と思っていたら、ポツポツと降りだす雨。
知り合いのスペース回ってこようかと思ったのですが、傘持ってないし降られちゃたまらないと早めに撤収。
新しく開通したゆりかもめの豊洲方面行きに乗ってビックサイトを後にしたのですが、
ゆりかもめの車内にいる間もどんどん強くなっていく雨。
豊洲駅に着いたのとほぼ同時に堰を切ったように雷大雨横殴り。
屋上広場や企業スペース外周の惨状が目に浮かぶなぁ…、早めに撤収してよかった。
その後しばらく横殴りの雨はやむ事はなく、傘を持っていない自分は地下道地下街電車内を巧みに利用しながら
宿に向かったのですが、最後、最寄り駅から宿までの徒歩15分の距離は流石に打つ手がなく、
途中で路線変更。アキバのゲーセンで時間潰してやむのを待ちました。
コスプレイヤーや企業目当ての人もなんだけど、クロネコさんペリカンさん、屋上スタッフも
相当な修羅場だったのは容易に想像できますね(特に宅配関係は荷物の水濡が)。
今日に関しては本当にお疲れ様と言いたい気分です。こちとら早々に逃げた卑怯者ではありますが。
今日もサークル入場が〆切られる頃に目覚めて、悠々と準備して宿をチェックアウト。
荷物をコインロッカーに預け、昼前からビックサイトに向かいました。
昨日の惨状は何のその、空は快晴うだるような暑さです。
荷物を預けた場所の都合で、東京駅の臨時バスでビックサイトに向かい、運良く座る事ができたのですが、
自分の隣に座った人が、何て言うか、熱い…じゃなくて暑い。
クーラー効いてる車内で、この人の周囲の空気だけクーラーの恩恵を全く受けてない、いや本当に。
この人は自分より2〜3℃体温が高いんじゃないのかと、さもなければ自分の意思で
遠赤外線を放出することができるんじゃないかと、そのくらい考えないと説明がつかない現象を目の当たりに、
何だか自分が岩塩サウナにいるような錯覚に陥ってきたのですが、そんな人体の神秘を解き明かす前に
ビックサイトに到着。いつものように同人ゲームを回りに回って知り合いに挨拶して壁行って。
1日ずれ込んだ花火大会の影響も色々ありそうだったので、閉会を待たずに撤収。今回のコミケはこれにて終了。
帰りのりんかい線国際展示場駅前に、ボンネットに思いっきりギャルゲーキャラがペイントされた
鳥取ナンバーのスポーツカーが停まっていました。
この車、去年の夏に秋葉原で見たぞ。
去年はボンネットのみだったけど、今年はパワーアップして両サイドのドアにもギャルゲーペイント。
道行く人は足を止め、ゲラゲラ笑いながら写メに収めてました。
3日目帰りはアキバで献血がそろそろいつものパターンになりつつあります。
コミケ帰りに献血する人が増えているのか、自分が行った時は1時間待ちの状態。
元々暇つぶしが目的だから願ったりかなったりで、お菓子食べジュース飲み、夕暮れ時まで暇つぶし。
帰りの列車が23時発の寝台特急なので、残り時間がまだあと5時間。
久しぶりにゲーセンに5時間こもるという、頭の悪い真似をやってのけました。
格ゲーの対戦を何度か挑んで、ことごとく歯が立たず返り討ちにされた自分の衰えっぷりに愕然として、
自分がここのゲーマーとまともに張り合えるのはメタルスラッグ(アクション)のみかよと凹みながら、
かつて少しだけかじったシューティングゲームの達人を見たり、ファイナルファイトのエンディングを
後ろから見たりと、そんなこんなで時間つぶしてました。
…よく考えたらこの日この時間は、日本全国の腕に覚えがある連中が揃っているのかな。
そろそろ駅に向かおうかと思ってゲーセンを出ると、りんかい線駅前で見た鳥取ナンバーギャルゲー車。
時間決めてあちこち巡回してるのかこれ、て言うかドライバー絶対どこかから見てるだろ。
すごいピカピカなんだけど洗車とかワックスがけとかすごいマメにしてるんだろうなぁこの車、とか思いつつ、
アキバから上野へ、そして寝台特急のベッドに横になりながら東京を後にしました。
今回のコミケ経費(3泊4日)総合計概算
JR往復-------:22000
宿代---------: 9100
都内交通費---: 2400
食費---------:12900
____________
計-----------:46400
+ビックサイトで使った金
宿が首都圏往復フリー切符だけでは行けない場所だったので、都内交通費がかかってます。
宿代はあの部屋で3泊この値段なら文句なしなのですが、やっぱり食費、というか飲み代ですね。