2006年11月9日セッションレポート

使用システム:アリアンロッドRPG
ゲームマスター:gamiji=GM・J →  登場キャラクター
アイコンキャラクター名性別年齢種族メインクラスサポートクラス出自境遇運命その他
リノ女22歳ヒューリンウォリアーウォリアー超病弱修行真理剣の名前はチャッピー
モモ男26歳ヒューリンシーフシーフ闇の一族没落束縛レバーが食えない
ワシ男120歳エルダナーンアコライトサモナー邪神の祝福組織ファミリアは黒猫のクロ

オープニングフェイズ ミドルフェイズ(その1) ミドルフェイズ(その2) ミドルフェイズ(その3) クライマックスフェイズ エンディングフェイズ

〜今回予告〜

冒険者となるために遺跡の街ラインへと集まってきた3人。

無事に冒険者となれた3人にさっそく紹介された依頼は

すでに何度も探索されてしまっている遺跡の再調査だった。

だが、依頼者とともに訪れた遺跡の中で彼らが目にしたのは

まだ探索の手が及んでいない未知の領域だった!

果たして彼らは無事に遺跡から戻ってこられるのか!?

今、ここに冒険の幕が開く……。

それじゃ、それぞれのキャラクターがどうして冒険者になろうと思ったのか理由を考えよう。。

幼い頃から超病弱だったので、修行して体を鍛えるために冒険者になりました。

お金がほしかったから……。生活費が……。

僧になるか邪神を崇拝するか迷っているので……(←これは理由にあたるのか?)

オープニングフェイズ

シーン1:受付嬢フィリス

この世界では冒険者の登録や取りまとめなどは神殿が一括してやってます。で、冒険者になるために神殿に行くと自分みたいに冒険者登録をしている人間がいるわけだ。(3人を指差す)

怪しい奴がいるなぁ……と。

で、ここの神殿の受付嬢は若い女の子で、種族はヴァーナっていうんだけど、いわゆる獣人というやつです。

ウサ耳ということですか。

ネコ耳ということです!

苦笑

いや、ルールブックに書いてあるんだよ、ルールブックに! まあ、この世界では冒険者の登録は、原付の免許のようにすぐに手続きが終わります。で、冒険者の証としてメダルを受け取ります。

じゃあせっかくなので受付嬢のネコ耳をなでておきます。

うにゃん。ではなでられついでに「ちょうど初心者にぴったりの依頼が来てるんですけど、どうでしょうか? ちょうど3人いらっしゃいますし、パーティーを組むのにちょうどいいと思うんですけど?」

(リノを見る)

(リノを見る)

……なんで2人ともこっち見てるの?

だって俺正体隠したいから何も言えないもん。

出自「邪神の祝福」のため、正体を隠そうとしているのである。そういう特徴がついているのはたしかだが、そういう問題だろうか??

僕だって闇の一族……。

「すいません。この2人は怪しいので別の冒険者いませんか?」

「今は出払ってます。それに今回の依頼は街外れの遺跡を調査してっていう話なんですけど、この遺跡が既に何度も調査されてしまっていて、あんまりベテランの方とかは行きたがらないんですよ〜。初心者の方たちが行くにはぴったりかなぁと思うんですけどぉ」

……。

……。

2人の視線がこわいよぉ。じゃあ仕方ないから一緒に行きます。

「じゃあですね、依頼主がこの神殿に泊まってるんで会ってきてください。名前はガンドフさんといいます。種族はネヴァーフです。」

じゃ、この時間を使って自己紹介でも。

僕、闇の一族。

こっちは邪神の祝福受けてます。

ちょっと待て! あんたら正体隠すとかあったろ!?

いや、こっちにはないです。(確かにないです。)

……リノといいます。よろしくお願いします。

こういうときは「俺の後ろには立つな」とか言うんでしょうね。(←ゴルゴ!?)

……。

なんか、濃い人たちに挟まれて困ってる女の子の図が見える……。

(苦笑)

ええと、不安なものを抱えたまま君たちは神殿の奥へと入っていくのでした。

シーン2:依頼人ガンドフ

依頼人がいるという部屋に入りました。部屋の中には簡素がベッドが両脇に3つずつ、合計6つ置いてあります。そして右側のベッドの一番奥に褐色の肌をしたネヴァーフが腰掛けているのが見えます。

私が話しかけます。この中で唯一陽気な人ですから。

わはは。

「こんにちわぁ。いいガタイしてますねぇ」

「おお、ありがとよぅ」

一応会釈だけはしておきます。

壁際に立ってます。

色気をチラチラ見せながら「先ほど受付で話を聞いてきたものなんですけども。」

「おお、わしの依頼を受けてくれるんか。わしは失われた錬金術の秘術を研究していてな、最近手に入れた古文書に出てくる研究所が、この街の近くにある遺跡のようなんじゃのう」

「わ〜本当ですか〜。」よくわかんないけど。

「わしもこの体さえ満足に動けば、ゴホゴホ、大丈夫なのだがのう。たちの悪い病気にかかってしもうたらしくてな。ああ、うつるものじゃないから安心せい。夜年並みには勝てんっちゅうことじゃぁ」

「共感できます〜(←超病弱)」

実はこのおっさんも「超病弱」なんだよね。

「修行すればなんとかなりますよ(笑)」

「で、引き受けてくれるんかいの? 報酬のほうはみんなで300Gでよいかのう」

300か……私が200で残りは50か……。

(笑)

なんか没落してる人がいなかった?

(没落してる人)このミッションが終わったら高飛びしようとか考えてる。

回復するごとにお金とろうかな。

……あこぎ過ぎる……。なんて仲の悪いパーティだ。「では出発しようかのぅ。いつがよいかな?」

「ついてくるんですか?」

「もちろんじゃ。研究しに行くんじゃから」

「病弱なんですから体に気を付けないと」

「まあそうじゃな。だから前線にはでらんぞい。ちゃんと守ってくれるんじゃろうね?」

「もちろんです。あの黒づくめが守ります!」

どっちだ黒づくめって!?

黒づくめ(←自分)は最後尾です。

最後尾はガンドフさんじゃないの? あ、でも挟んでおかないと危ないか。

「じゃあ準備もありますので、明日また来ますね」

「おお、よろしく頼むぞい。わしはここにおるからのう」

シーン3:冒険の準備

ということだけど、何か準備とかする?

とりあえずシーフを使って遺跡について調べさせる。

賛成(笑)。

遺跡について調べさせる……それなら【知力】で判定ですな。

【知力】? ……わかった。

判定方法は説明したよね? 能力値の【知力】にサイコロ2個の出目を足して【難易度】以上を出せばいい。今回は普通程度の難しさだから【難易度】7でいいや。

【知力】が2あるからサイコロで5以上出せばいいわけね。(ころころ)9!

9? ならよく分かる。遺跡は通称「円筒遺跡」と呼ばれていて、呼び名のとおり、円筒形をしているらしい。高さは3mくらいしかなく部屋も3つくらいしかない小さな遺跡。もう何度も冒険者が出入りしているので、何も残っていないんじゃないかなぁということが分かる。

……。

……。

……。

……?

(なにかをごまかすように笑う)

……ちょっと?

じゃ、いこっか。

いや、あとは……

まだ何かあります?

ワシさんに神殿関係に、遺跡関係の書類がないか、もう少し詳しい情報がないか調べてほしい。

ああ、なるほど。

じゃあ神殿受付のフィリスさんが対応しよう。「どうしたんですか?」

「もうちょっと詳しいことが知りたいんですけど」

(笑)

「もうちょっとって、なんの話ですか?(笑)」

「もうちょっと他になんかこう」

「ああ、遺跡の話ですか。昔は宝箱とかもあったみたいですけど、最近の冒険者は何も持って帰らないことが多いですね。ほんとに何も残ってないらしいです。あ、ただですね、ときどき妖魔のたぐいが住み着いたりすることがあるらしいので、そのへんだけは気をつけたほうがいいですね」

じゃあフィリスさんの頭をなでて帰りましょう。

にゃあ。じゃあもう明日にしていいかな?

シーン4:出発の時

それではシーンが変わりまして当日の朝です。神殿にみんなで集まっています。「それでは出かけようかのう」と言ってみんなでちゃかぽこ出かけていくわけです。

うんうん。

で、特に変なこともなく無事に遺跡までたどりつきます。と、いうところでオープニングフェイズ終了。

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