つくみず氏による同名漫画のアニメ化作品。
戦争により人類が滅んだ遠い未来の世界で、生き残った少女チトとユーリの旅を描いたもの。
設定は重苦しいですが、全体的に日常系四コマ作品のようなゆるい雰囲気で描かれております。
本項で紹介する内容は、原作コミック4巻のものです。
コミック版でも同様のシーンが描かれております。
丸呑みシーンがあるのは、最終話である第12話「仲間」。
廃墟にたたずむ原子力潜水艦で一夜を明かしたチトとユーリ。
寝ぼけ気味のユーリの前に、謎の白い大蛇のような生物が現れます。
そして、状況がわからぬまま、ユーリは頭から咥え込まれ丸呑みに。
突然のことに身動きができなかったチトですが、我にかえり武器を持って大蛇のような生物を追いかけます。
潜水艦のデッキにて大蛇のような生物に追いついたチト。
チトが追いついたときには、ユーリが自力で脱出し、大蛇のような生物に下半身だけが咥え込まれている状態になっています。
その後、大蛇のような生物エリンギと対話により、実はユーリが持っていた小型機械を食べただけと判明し、ユーリは無事に解放されます。
終末的な世界を舞台にしたほのぼの系、という珍しい組み合わせの作品。
滅びた世界を救うわけでもなく、世界を滅ぼした原因を探ったりするわけでもなく、というタイトル通り終末世界に生きている少女たちの旅行記なので、この空気感が楽しめるかどうかが、この作品を楽しめるかどうかに直結します。
キャラクターの絵の雰囲気はデフォルメして描かれているため、好みが分かれるか。
丸呑みシーンとしては、呑まれるまでの過程のみで、体内描写はなし。
また、丸呑み生物に追いついたときには、ユーリはすでに上半身のみ脱出している状態なので、脱出までの過程も描かれておりません。
丸呑みだけを目的とするにはやや物足りないと思われます。
以下、掲示板より抜粋
まさか少女終末旅行のラストで丸呑みモンスターが現れるとは
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