祓魔少女シャルロット

変身ヒロインの受難を描いた作品を多く手掛ける同人サークルNo Futureの成人向けRPG。
内容は、悪魔と戦うシスター・シャルロットの戦いを描いたもの。
出血を伴うような痛々しい描写はありません。
ちなみに、タイトルの読みは「ふつましょうじょ」。

2021年に、本作のゲーム内CGを収録したCG集が発売されました。
対魔シスターシャルロット ～悪魔に穢される純潔と聖戦～

2021年に、本作のゲーム内CGを加工したアニメーション版が発売されました。
祓魔少女シャルロット Anime Edition

2022年に、本作のゲーム内CGを収録したコミック版が発売されました。
祓魔シスターシャルロット ～最凶悪魔はカラダで祓います～ モザイクコミック総集編

システムとしては、コマンド選択式バトルのオーソドックスなRPG。
全体マップ、イベント発生手順、ボス攻略を含めた丁寧な攻略情報が同梱されているので、詰まることなく快適にプレイできます。
ヒロインのシャルロットは、敗北イベント時はフルボイスで声優による声の演技つきとなっております。

ストーリーの導入は以下のようなもの。
「悪魔が出る」という噂のある廃工場へと、興味本位で訪れた男子生徒たち。
悪魔祓い師という裏の顔を持つ少女・近衛瑞樹は、念のために生徒たちを尾行して廃工場に侵入すると、そこには上級悪魔の少女メルキスの姿が。
瑞樹は悪魔祓い師としての姿であるシスター・シャルロットへと変身し、悪魔メルキスを追い詰めますが、男子生徒たちに気を取られた隙に弱体化の呪いを受け形勢逆転。
シャルロットは一時退却して、廃工場内を探索しながら脱出の糸口を探す、という流れです。

Hシーンの傾向としては、スライム、悪霊、触手などのモンスターに襲われるもの、悪魔メルキスに焚きつけられ性欲の塊となった男子生徒たちに襲われるものの2パターンが大半。
戦闘中の拘束攻撃では、脱出するまで延々と攻められ続けることに。
ボス戦で敗北した場合は、拘束攻撃とは別に専用の敗北イベントが用意されております。
また、敵の攻撃により衣服が破損することで、シャルロットの立ち絵も段階的に変化していくようになっております。

その他では、Hな道具を使った自慰行為、女悪魔メルキスに身体を触られる、といったものも少数あり。

巨大触手

戦闘中、シャルロットが武器を落としてしまった場合、巨大触手は拘束技として丸呑み攻撃を仕掛けてきます。
丸呑みにされてしまった場合、シャルロットが全身を肉壁に締め付けられている専用CGが表示。
脱出するまで延々と締め付けられ、体力を奪われていきます。

敗北した場合、巨大触手の体内で全身を締め付けられながら秘所、口を触手責めに。
媚薬効果の体液まみれにされながらも、ぎりぎりで理性を保ち続けるも、全身を締め付けられて脱出できず。
そのまま延々と締め付けられ、触手責めにされ、奥へと運ばれていく、というところで敗北イベントは終了し、ゲームオーバーとなります。

丸呑み関連CGは以下。(基本2＋差分)

全体的に短編RPGとしてしっかり遊べるように作られております。
最初からギャラリーモード解放などの救済処置はないものの、丁寧な攻略情報が同梱されているため遊びやすく、詰まることなく進めるよう配慮が見られます。
絵も綺麗に描かれており、拘束パターンや着衣差分なども豊富、ヒロインには声の演技付き、と成人向け要素も抜かりはなく製作。
ヒロインのシャルロットは悪魔祓い師として強い心を持っているため、快楽責めにされる場面でも快楽に堕ちることなく踏みとどまるため、ヒロインのピンチ的表現としての側面が強い印象です。
価格はやや高めに設定されていますが、完成度の高さを考えるとむしろ価格低めと言えるでしょうか。

丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程はなく、丸呑み後の体内描写のみ。
丸呑みにされ全身を肉壁に締め付けられながら、触手責めにされるというもの。
よくある触手責め一辺倒ではなく、体内肉壁責めとしての要素もしっかり盛り込まれている内容になっております。
丸呑みだけを目的とした場合でも楽しめる部分はあると言える作品です。

DLsiteで公開されているサンプル画像には、残念ながら丸呑み関連のものは含まれておりません。
ゲームの一部がプレイできる体験版が公開されており、作品の雰囲気はつかめるので、興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。