ノイジークラウンのリョナアクションゲーム、ハナカンムリシリーズの新作。
無印版ハナカンムリから大幅にパワーアップしたリメイク・完全版といった内容になっています。
ストーリーは無印版とほぼ同様で、純真な少女フィアが両親を探しに危険な生物達の棲む森へ旅に出るというものです。
メルヘンチックな世界を舞台に、可愛いらしい2頭身キャラを操作するアクションゲーム。
ただし、ジャンルとしてはリョナゲーであり、可愛らしい見た目に反してかなり残酷な描写があります。
現在ダウンロードできるバージョンには、CG集「ハナカンムリ畏怖2~if~」が同梱されています。
ゲームシステムとしては、オーソドックスなFlash製2D横スクロールアクションゲーム。
アクションパートでは、ジャンプするときやダメージを受けたときなどにボイスあり。
アクションパートで特定のやられ方をすることでCGつき敗北イベントが発生。
敗北イベント時はリアル頭身で描かれ、さらにフィアのセリフのみフルボイス仕様になっています。
また、一度閲覧した敗北イベントはオプションモードでいつでも閲覧することができるようになります。
オプションから見られるのは敗北イベントのみであり、アクションパートでの丸呑みシーンは見ることができません。
現在ダウンロードできるバージョンでは、最初から全敗北イベントを開放できる設定が使えます。
さらに、ほとんどの種類のモンスターと遭遇できるエリア「悪魔の巣窟」への移動も可能。
アクションパートの丸呑みシーンも簡単に閲覧することができます。
(ボスモンスターや一部のザコモンスターなど、ここに登場しないモンスターもいます)
アクションの難易度は高めですが、基本的に攻撃手段がなかった無印版ハナカンムリと比べるとかなり難易度は下がっています。
さらに、難易度選択ができたり、どこでもセーブができたりと、いくつかの救済処置があります。
そのため、アクションが苦手な方でも慣れればクリア可能でしょう。
様々なモンスターに丸呑みにされるのは、ヒロインである純真で天真爛漫な少女フィア。
無印版では子供っぽい容姿をしていましたが、本作では身体つきも成長して少し大人っぽくなっています。
今作では、ダメージによって徐々に服が破れ、下着、裸、裸+髪留めなしとフィアの容姿が変化。
さらに、アイテムの使用によりセーラー服やスクール水着などの衣装に着替えることができます。
ただし、衣装の違いは敗北イベントには適用されません。
(CG集「ハナカンムリ畏怖2~if~」には、一部水着状態、セーラー服状態でのイベントシーンが含まれています。)
基本的な攻略としては、こまめなセーブ(ラエフの花の設置)と移動アイテムの活用が重要。
特に重要なのが、ハイジャンプのできるゼンマイと、空中からゆっくり下降することのできるハス。
有効利用すればすいすい進めるうえに、どちらも初期マップで無限に採取できるため、惜しまずにどんどん使っていくとよいでしょう。
ボス戦では防御力を高めるブロッコリーと求愛力を高めるチェリーを使えば、HP100の状態で十分突破できるレベル。
ブロッコリーはイシヘビを求愛するともらえ、チェリーは道中に結構な数落ちている為、いくつかストックしておくこと。
登場する丸呑みモンスターは以下のとおり。
名前 | 攻撃方法 | 敗北イベント | 登場場所 | 解説 |
溶解花 | 丸呑み拘束 | 丸呑み | 深い谷底 悪魔の巣窟など |
無印版にも登場した巨大な丸呑み花。
接近すると丸呑みにされ、口内で消化液漬けにされます。
丸呑みにされた後は溶解花の口内を透過してフィアの様子が見えるようになります。
無印版よりサイズが大きくなっているため口内の圧迫感は薄れました。
敗北イベントではフィアは大量の消化液で服を溶かされ、溺れながら命を落とします。
無印版の特殊エンドのような血まみれになる描写はカットされています。
|
怨恨花 | 拘束切り裂き 拘束触手責め | 丸呑み | 枯れ木林3など |
草に擬態している目玉のついた赤い花。
アクションパートでは丸呑み攻撃をしてきません。
衣装変え+服破れ状態だと拘束触手責めをしてくるようになります。
敗北イベントではツタで身体を拘束されたまま丸呑みにされ、狭い口内で身動きができないまま消化されていきます。
|
懇願花 | 丸呑み拘束 | 丸呑み 体液吸収 | フラワープラント 悪魔の巣窟など |
無印版の序盤のイベントシーンに登場したものと同じ。
フィアを丸呑みにしてその体内で細い針状の触手を刺し、フィアの体液を吸い取ります。
丸呑みにされた後は懇願花の体内を透過してフィアの様子が見えるようになります。
敗北イベント内容もアクションパートのものとほぼ同様で触手による体液吸い取り。
今作序盤のイベントでも無印版と同じ丸呑みシーンがあるが、脱出イベントはなし。 |
花ワーム | 拘束舌責め | 丸呑み 舌責め | 悪魔の巣窟など |
ワームのような姿をした植物。
接近すると舌を伸ばして攻撃してきます。
少し離れた場所に攻撃判定が出るため、悪魔の巣窟の場合は壁を隔てた左側から近づく必要あり。
敗北イベントでは丸呑みにされた後に、狭い口内で舌による触手責め。
ゲームオーバーになった後、咥えこまれた状態で放置しているとフィアが噛み砕かれてしまいます。
その場合、敗北イベントは発生せずにゲームオーバー。 |
小人 | 長い舌で丸呑み 包丁攻撃 | 丸呑み 触手挿入 | 希望への道 悪魔の巣窟 |
フィアの精神世界に登場する包丁を持った一つ目の人物。
無印版のイベントに登場した魔物です。
カメレオンのように長い舌を伸ばし、フィアを丸呑みにします。
丸呑みにされると人型の魔物の腹部が大きく蠢き、数回ダメージの後吐き出されます。
丸呑み攻撃で力尽きた場合は敗北イベントに移行。
体内で触手触手挿入後、フィアを絶望させるような言葉を突きつけ、さらに幼女化させていきます。
丸呑み攻撃は拘束攻撃ではないため、うまく体力を調節する必要があります。
包丁でやられた場合は敗北イベントに移行しないため注意。
|
ヒガンバナ | 噛み付き拘束 のしかかり | 口内触手責め | イベント |
リプラが使役する巨大な口を持った植物のモンスター。
巨大な口でフィアを咥え込む拘束攻撃を仕掛けてきます。
敗北した場合は、その巨大な口の中に捕らわれたまま、触手で秘所を犯されていきます。
そして、散々にもてあそばれた後、丸呑みにされてしまいます。
イベントは丸呑みにされた時点で終了するため、体内描写はありません。
|
芋虫パイソン | 噛み付き 丸呑み | 丸呑み | 追憶の洞窟 悪魔の巣窟など |
等身大の巨大な芋虫。
噛み付き攻撃と大口を開けてジャンプする攻撃を仕掛けてきます。
ジャンプ攻撃に当たってしまうと、頭をくわえ込まれて数回ダメージ。
さらに、地面に倒されたフィアの足元に喰らいつくとそのまま丸呑みにしていきます。
そして、ワームの全身が激しく動き、数回ダメージを受けた後に吐き出されます。
敗北イベントは、窮屈なワームの体内に飲み込まれ、体内に生息する小さな寄生虫に秘所を責められながら消化されていきます。
|
ワニ | 噛み付き | なし | ワニの沼 悪魔の巣窟など |
3~4mサイズの巨大なワニ。
普段は壁の中に隠れていますが、フィアが近づくと大口を開けて噛み付いてきます。
噛み付かれると数回ダメージの後、開放されます。
噛み付きによりゲームオーバーになると、そのまま丸呑みにされてしまいます。
丸呑みシーンを見たいときは、酸素ゲージに気をつけて体力を減らしてください。
巨大ワニには残念ながら敗北イベントはありません。
|
レッドアメーバー | 取り込み | 取り込み | 光射す花畑 悪魔の巣窟など |
等身大の赤いスライム。
フィアの身体にまとわりつき、気力を吸い取ってきます。
気力・体力が尽きるまでまとわりつかれると敗北イベントに移行。
まとわりつきで体力を奪われて抵抗できなくなったフィアが、そのまま全身を取り込まれてしまいます。
|
巨大クモ | 頭咥えこみ拘束 | なし | 追憶の洞窟など |
天井からぶら下がっている巨大なクモ。
フィアが近づくと降りてきて2本の脚で拘束する攻撃をしかけてきます。
拘束状態は2段階に分かれていて、最初は2本の脚で拘束して残りの脚で切り裂き。
この状態から脱出すると、頭を咥え込まれ拘束されます。
このまま体力が尽きると、頭から徐々に飲み込まれてしまい、クモのお腹部分が大きく歪む演出が入りゲームオーバー。
残念ながら、このシーンには敗北イベントはありません。
|
ギルバ | のしかかり 吸い込み とげ | 取り込み体内陵辱 | |
巨大な二枚貝のような姿をしたボスモンスター。
森の神として崇められている存在であり、高度な知性を備えたモンスターです。
ストーリー上、何度も戦うことになりますが、その敗北シーンのほとんどが体内に吸収してからの陵辱。
ただし、どれも丸呑みというよりも陵辱メインのシーンであり、体内はただ暗いだけの空間といった描写になっています。
|
ハナカンムリ畏怖2~if~
2012/02/22の更新でゲームに同梱されるようになったCG集。
すでにゲーム購入済みの方は、再ダウンロードすることで無料で入手することができます。
内容は、ゲーム内での敗北イベントシーンがなかったモンスターの補完がメインであり、前作CG集ハナカンムリ畏怖とのつながりはなく、エリーザベトも登場しません。
CGは、ゲーム内敗北イベントと同様にショートストーリーつき。
単純に、ゲーム内の敗北イベントからボイスがなくなったもの、と考えてもらって結構です。
丸呑み関連のCGは以下の4種類収録。
本編で敗北イベントのなかったクモの丸呑みシーン(体内シーンあり)
骸骨のような顔を持つモンスターが水着姿のフィアを脚から丸呑みにするシーン(両脚をくわえ込むところまで)
フィアの妹のチェリーがギルバ体内に捕らわれているシーン
フィアがヒガンバナ?の口内に捕らえられているシーン(ゲストCG)
残念ながらワニの丸呑みシーンはありません。
.
全体的に非常に完成度の高い作品。
フリーゲームだった無印版より大幅に進化しており、キャラクターの動きも可愛らしく、CGも美麗。
ストーリーやキャラクターもよく練られていて、ゲーム単体としても十分楽しめる内容になっています。
難易度も無印版ほど難しくなく、ちょうどいいレベル。
リョナゲームと謳われているだけあり、残酷描写は多めですが、イベントシーンはスキップすることができます。
アクションパートのリョナ描写はカットできませんが、2頭身のデフォルメキャラですので、痛ましさはかなり軽減されています。
極端に苦手な方でない限りは許容レベルだと思われます。
丸呑みだけを目的とした場合、丸呑みモンスターの種類が多く、バリエーションも豊富。
ストーリーやキャラクターにも力を入れられているため、それらが丸呑みシーンの描写をうまく引き立てています。
丸呑みシーンも、2頭身キャラクターではあるが、動きのあるアクションパートのもの、CG+フルボイスの敗北イベントのものとあり、衣装変えなどのパターンを含めるとかなりの数になります。
幾分か触手責め要素が含まれているものもありますが、よくある触手メインで丸呑み描写はおざなり、ということはなく丸呑み要素と触手要素が両立されています。
さらに、ヒロインの声優演技もなかなかうまく、丸呑みシーンをうまく演出しています。
丸呑みに興味があるならば、間違いなくオススメできる良作でしょう。
DLsiteでは、サンプル画像で以下のシーンが閲覧できます。
サンプル画像1
右上、左下にヒガンバナ敗北イベントの一部
サンプル画像2
右下にアクションパートで溶解花に丸呑みにされるフィア
また、同梱されることになったCG集「ハナカンムリ畏怖2~if~」の右上のサンプルCGにて、丸呑みシーン直前のものが1枚公開されています。
体験版も公開されているため、興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
|