同人サークルKuroCatの成人向けアドベンチャーゲーム。
内容は、女剣士エリーゼが魔女フィレーネの野望を阻止するため、古城を探検するというもの。
一部、軽微な出血表現を含みますが、欠損などの激しい出血描写はありません。
システムとしては、コマンド選択式のレトロチックなアドベンチャーゲーム。
往年のファミコンゲーム、シャドウゲイトのオマージュが随所に見られます。
謎解きがメインですが、調べるもののクリック判定が狭いこと、ヒントがわかりにくい場面がいくつかあることから、難易度はやや高めに感じられます。
行動を間違えるたびにすぐ死ぬゲームとして有名なシャドウゲイト風ということで、本作もかなり死にやすくなっております。
移動クリックミス、アイテム間違いなどであっさりゲームオーバーになるため、こまめなセーブを推奨。
収録されている内容は、ヒロインの裸などのH寄りなものはごく一部で、基本は死亡シーンが中心。
転落死、剣で自刃、サブキャラを攻撃、サメに襲われる、スライム娘に取り込まれる、石化、ドラゴンに丸呑み、などの死亡パターンにそれぞれCGが用意されております。
作品の雰囲気が若干コメディ寄りなこと、グラフィックがレトロ調なことから、あまり悲壮感は強くないため、グロテスクな描写が苦手な方でも問題ないかと思われます。
丸呑みシーンがあるのは、エンディングBルートの最終局面。
エリーゼを盗賊と勘違いした魔女フィレーネはドラゴンを召喚しますが、制御不能になりフィレーネはつかみ上げられ、服をはぎ取られてその口の中へと押し込められてしまいます。
フィレーネを丸呑みにしたドラゴンは、次の標的をエリーゼに、というところで行動選択。
ここで間違った選択をすると、エリーゼも丸呑みにされ、胃袋内で肉壁に締め付けられながら、胃液を浴びせられ消化されていくというバッドエンドになります。
正しい選択は、頭上のシャンデリアを剣で落とすことですが、これでドラゴンを撃退しても最初に丸呑みにされたフィレーネは救出されることはありません。
ドラゴン丸呑みの他、スライム娘に全身を取り込まれてしまう、ゲームオーバーシーンもあり。
丸呑み関連CGは以下の7枚。(基本2+差分5)
フィレーネがドラゴンの指に摘まみ上げられるシーン
上記シーンの差分として、腰から下が口の中へ押し込められる、さらに奥へ押し込められる、という2枚
ドラゴンに敗北したエリーゼが丸呑みにされ胃袋内で肉壁に全身を締め付けられているシーン
上記シーンの差分として、消化液が溢れてくる、徐々に服が溶かされる、表情が苦痛にゆがむ、口元から吐血する、という3枚
これらの他に、エリーゼがスライム娘に取り込まれていくシーンが4枚あります。
簡易攻略
丸呑みシーンはグッドエンドのエンディングAではなく、1つ下のランクであるエンディングBルートに入る必要があります。
グッドエンド狙いでサブキャラを誰も殺さずに進めていき、3Fのガラクタ置き場で石化したラミアを剣で破壊して鍵を入手し、フィレーネの元へ行くのがわかりやすいか。
以下、わかりにくいと思われる部分の解法。(ネタバレ防止のため反転表示)
キキがなくしたビーカーは、右側通路の中庭への扉横の棚の下
酒酔い防止の薬調合は黄色と緑
2F図書室の棚下段を調べると隠し通路のスイッチ
スライム娘のクイズ回答は、ティーポット、ビン、ろうそく
橋の壊れた地下水路は氷の魔法で凍らせて渡る
地下墓地は光の魔法で敵を撃退する
魚人は炎の魔法で追い払う
捕らわれた少女フルフを助けた後は、後ろの壁を剣で破壊して隠し通路に入り、設置してあるバリスタに矢とロープをセットすると魔女の部屋へ
エンディングAへ行く場合、石化したラミアにスライム娘からもらった液体を使用して石化を解く
エンディングAへ行く場合、フィレーネとの対決時に杖を使用する
レトロなアドベンチャーゲームとしてしっかり作られており、アドベンチャーゲーム単体としても楽しめる内容となっております。
死亡シーン満載のゲームですが、どちらかというとアホな死因を笑って楽しむような側面があるので、リョナゲームが苦手な方でも問題ないかと思われます。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
2つある丸呑みシーンのうち、フィレーネのものは丸呑みにされる過程のみで、エリーゼのものは丸呑み後の体内描写のみとなっております。
触手責めなどの付加要素のない純粋な丸呑み表現であり、レトロチックな絵柄に抵抗がなければ、丸呑み目的としても楽しめる内容だと言えます。
DLsiteで公開されているサンプル画像には、残念ながら丸呑み関連のものは含まれておりません。
レトロチックな絵柄や、作品の雰囲気は掴めるので、興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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