問題だと思われる点
- 原作が海外児童文学であるため、"同人誌的解釈"に強い反撥を受けるのではないか。裁判沙汰になる可能性も日本より高い
- 商標を持つワーナーがスラッシュに否定的である
- 権利者が多岐に渡り、それぞれ権利が及ぶ範囲も考えも違うので分かりにくい
「ハリポタ著作権問題」時の主なウワサ
- ローリングさんはパロを嫌っている
- ワーナーも嫌っている。しかも攻撃的だ
- 非営利でも健全でも、ハリポタサイトだと訴えられるかもしれない
上記のウワサに対し、ローリングさんのパロ嫌いは私は否定します。しかし、米ワーナーが権利保持に神経質だとは考えられます。以下根拠となる記事を上げます。具体的には、営利利用や子どもにショックを与えるようなサイトの公開に否定的だと言えます。
しかし、ドメインについては結局ファンサイト側が勝利し、ワーナーは手を引いています。2019年の今もハリーポッターのファン活動は盛況です。(2019年7月29日追記)
主な事件、版元の公式見解
- ドメイン大量登録のため、ワーナーに訴えられ敗訴(2001/1/9)(記事を見失いました)
- ドメイン使用でワーナーに訴えられたファンサイトが勝訴(2001/3/17)
- ワーナーがスラッシュサイト(海外ヤオイサイト)に停止命令(2001/11/18)
- ワーナー及びローリングさんの弁護士が、「子どもに有害」なため、スラッシュサイトを閉鎖させるよう英プロバイダーに要求(2003/1/5)
- PotterWarドメイン問題で、ワーナーに訴えられた少女に協力した方の、ドメイン騒動についての記事
ローリングさんのパロ嫌いを否定する根拠
- インタビューにおける、ファンフィクションに対する肯定的なコメント(2000/10/16)
- ファンフィクションについての論議。ファンフィクションを許容する作家にローリングの名がある(記事を見失いました)
その他、個人サイトの関連記事
- ファンサイトを運営して行く上で、著作権について個人的に質問された方への、海外版元の解答(2000/8/10)
- 静山社に問い合わせたファンサイト管理人さんの個人的意見 (閉鎖によるページ消失)
- 大屋雄裕ウェブサイトを管理されている方の個人的意見(2002/2/16)
- 『『ハリー・ポッター』の魔法の学校』を編集された方の個人的意見(2002/2/?)
- 「ハリー・ポッター」の日本における出版社の代理人をしている事務所の弁護士の個人的意見
(同人用語の基礎知識のコンテンツです)
版元の回答は「ハリポタ著作権問題」を受けて出されたものではありません。(時期に注意してください。ハリポタの著作権騒動は2001年12月から2002年の3月頃です)公式サイトに書かれてもいないので、私は個人的な情報だとみなしました。
また、弁護士を自称される方のご意見に関しましては、情報ソースの信頼度が低いため、1つの解釈としてのみ理解しています。