知って欲しい事件

同人関係で起こった事件など中心に、知って欲しいことについて書いています。時期は逮捕とか裁判とか結構不統一です。
ディズニーの同人活動が危険という言説については誤っていたので修整していますが、他はわりとそのままなので情報は基本2003年ごろのものであり古いです。

個人情報漏洩

ネット上で住所氏名など書いたら「犯罪に巻きこんでください!」と言ってるようなものです。年もあまり書かないほうが良いです。特に低年齢の方や女性は荒しやネットストーカーによる嫌がらせに会いやすいです。個人情報の漏洩はストーカーを呼び寄せるもとです。近所の話とかもうかつにすると、情報を付き合わせておおよその住所を類推されることもあります。都道府県程度にとどめた方が無難。
twitterやインスタグラムにお子様の写真載せたり近所の話を載せるのも気をつけてくださいませ…。

ウィルス

ネットをする上で避けて通れないものです。アンチウィルスソフトを入れていないとか、ウィルス定義ファイルを定期更新していないという方は、せめて週に1度はオンラインウィルスチェックして下さい。もっともこれは発見につながるだけで感染をふせいではくれませんので、ソフト導入を薦めます。以下はウィルスに関するご注意。

ウィルスはサイトを閲覧しただけでも感染するものがあります。
以前はサイトを閲覧しただけで感染はあり得ないというのが常識でしたが、ここ数年流行中なのはサイト閲覧で感染します。メールにだけ気をつけていれば安心、というわけではありません。
あて名を騙るタイプのウィルスもあります。
送信者のアドレスを偽るタイプのウィルスもあります。そうでなくても感染者は無自覚にウィルス送信していることがあります。短気を起こして怒らないで下さいね。【参考】
デマウィルスにも注意してください。
ウィルスに感染しているというデマを吹きこんで必要なファイルを削除させたりと悪質です。もっとも知らずに善意で回している方も多いので、ソフトに注意してあげてください。「他の人に知らせてください」とする趣旨の文章が入っていたら、まずデマウィルスです。ウィルス名で検索かけると分かると思います。

債権回収メール

有料コンテンツを見たのでお金を払うようにというメールです。暴力に及んだり社会的に圧迫をかけたりして払わせようとするかのような文章で、さらに請求金額が比較的低額であることから払ってしまう方も結構いらっしゃるようです。一度払うと延々カモにされる危険があります。絶対払っちゃいけません…。
有料コンテンツとわからなかった場合などは請求自体が無効となる可能性があります。【参考】
不安を感じられた方はまず消費者生活センターに連絡入れましょう。お金を払う前にです。また、債権回収代行をされている会社は官庁によって指定されているそうです。このリストにない会社からの請求だった場合、詐欺である可能性はぐんと高くなります。【参考】
こういった悪質な業者とは別に、やたらと裁判を言い立てたり、逮捕をちらつかせたり、罰金を要求してくる方もいます。しかしながら、相手の方の勘違いや、少々行き過ぎた警告である場合も少なくありません。不安を感じたらとりあえず相談してみてください。ネットにはそれなりの相談機関はいくらでもあります。1人で悩む前に、ぜひ利用してください。
蛇足ながら、サイトの信用度の判断ができないお子様は、自衛のためにも、お父さんやお母さんに見せられないサイトをのぞくのは止した方が良いのではないかと私は思います。
債権メールの扱いに関してはこちらのサイト様が詳しいです。(参考にさせていただきました)

迷惑メール

チェーンメールやら宣伝スパムやらイロイロありますが、近頃多いのは間違いを装った出会い系勧誘メールです。心当たりのないメールを受け取った場合は、返信するより前にとりあえずメールアドレスやタイトルなどで検索かけてみてください。登録URLを送りつけてくる場合なんかもあるようですから、誘惑に負けてうさんくさいサイトにアクセスしないようにご注意くださいね。
また、たとえ登録は無料であっても、利用料がかかるとか、あるいは一定期間使用しないと利用料が発生するとかいう場合もございます。納得して契約する場合でもよく調べましょう。
悪質なところでは、女性に対して「あなたの写真が使われています」というデマを吹き込む場合もあるようです。男性として登録しないと女性の写真を確認できませんから、不安にかられて登録してしまう女性もいるようです。メールで知らせてくれた人は全体どうしてあなたの顔を知っているのか、よく考えて判断してください。

有害図書規制

猥褻表現は禁止されています。性器の露骨な描写の公開は犯罪です。(刑法175条)罰則もあります。
1989年に宮崎被告の「連続幼女誘拐殺人事件」(分からない人は検索で調べるが良し)がありましたが、それの影響もあって同人に関する風当たりが厳しくなりました。1990年に和歌山の主婦の訴えにより、全国に有害図書の概念が広がります。性的なもの、暴力的なもの、黒人差別につながる表現など、ヒステリックな攻撃を受けました。ちびくろサンボの絶版なんかは今一つ納得できないものを今でも感じています。(1988年12月10日に絶版記事)1991年には出倫協が成人マークが発表。
2002年にも青少年有害社会環境対策基本法が結構な騒ぎになりました。(これも騒動側面強し)また、児童ポルノ禁止法改正時には、実在人物をモデルにしないマンガやアニメ、イラストさえも規制対象になる可能性があります。AMI

無断転載

2002.3年ごろ海外サイトによる日本のファンサイトのイラストの無断転載や、同人誌の転載が問題とされました。好意でされていた方もおり、当時は掲載を取りやめて欲しいとお願いする英文なんかも問題を取り上げたサイトに紹介されてたりしたのです。個人的には海外の方よりも日本のお子様に痛い目に合いました。
無断転載のイラストを利用して寄付を募っていた性質の悪いサイトもあります。(検証サイト)公開する以上転載を完全に防ぐことはほぼ不可能ですが、こういう事例があるということだけ知っておいてください。

クランプトレス事件

無断転載とならんでネットで揉め事のもととなるパクリ問題の1つ。
2000年4月にクランプの絵をトレスした作品を自作だと言い張ったサークルが出現したという事件。類似の事件はそれこそ腐るほど起こっていると思います。こちらの「検証サイト」も、類似の別事件を取り扱ったサイトさんです。雑誌に載ったため有名らしいので、代表として上げてみました。(トレス事件そのものの詳細は未確認です)
パクリそのものも複製の意味で著作権の侵害ですが、被害サイト様が何も言わなかったとしても、無関係のはずの訪問者に攻撃されやすくなります。聞こえの良い行為ではないということは十分知ってください。
また、被害者の方も「これはパクリだ!」と思ったとしても、行動を起こす前に念には念を入れてきちんと検証して下さい。検証サイトの検証サイトや、下記しています提言問題もあります。大概の場合性質悪いパクリは第三者が動いてくれますから、どんなに腹がたってもご当人は動かないのが一番賢明ではないかと思います。

提言サイト問題

オリジュネ(オリジナルヤオイ)系で起こった問題。騒動側面かなり強し。2003年1月辺り。
個人サイト間でのパクリ疑惑が、複数サイトに波及し事態は悪化。被害を訴えるサイト管理人様たちが、「同じような話が発表された場合、先に発表した方を尊重しましょう」と、規範が曖昧なまま「提言」サイトとして発表。その影響から、パクリを根拠とする荒しがオリジュネを越えて広く出現した様子。実際にはパクリとされたのは作品だけでなく、サイトデザインや評論、感想にまで及んだようです。
パクリは判断が難しく、「同じよう」ではくくれません。「お約束」ネタなど、ありがちなレベルでパクリだと決めつけられたサイトもあったようです。経緯文(提言サイトに冷笑的)、忙しい人のための簡略「集い騒動」話
現在提言サイトは問題を認め、謝罪を掲載されています。提言サイト跡地

ポケモン同人誌事件

同人の持つ危険性といえば真っ先に上げられるもの。
1999年1月14日逮捕。福岡県在住のとある女性が、ポケモンのエロ(*当時の報道が偏っていた可能性もあり)パロ本を出していたことにより任天堂に訴えられた事件。事前通告なしの逮捕。略式裁判のため判決は無く、複製の侵害で罰金10万円。別に大手だったわけでも、極端にエロかったわけでもなく、書店販売などもしていない通販メインのサークルだったため、同人に興味のある方中心に結構騒がれました。関連して同人誌を印刷した印刷屋が書類送検されてます。
この問題は取り扱いサイトも多く切り口も多々あるので、ぜひ検索かけてみてください。事件を度外視すると色々と面白いです。

しまじろう事件

1999年3月。許可を得ていた半オフィシャルな個人ファンサイトが、突然サイトの閉鎖と同人誌の禁止を言い渡された事件。現在サイトは復活しています。
同人誌側が逆訴訟。ポケモンは刑事事件なのにこちらは民事。この辺りの区別は私には分からないです。研究するとファンサイトの活路につながるかもしれんですが、どうだろう……。

ときめもビデオ事件(どぎまぎイマジネーション事件)

1998年8月30日。「ときめきメモリアル」の続編として、性的な内容のあるアニメーションビデオがコナミに訴えられた事件。ゲームキャラクターの図案とビデオパッケージの相似から「著作権侵害(複製権・翻案権)」。「キャラクター名こそ出していないが、認識できるもの」としているので、「清純な性格である元のキャラクター」の「同一性保持権侵害」とされています。
1400円のビデオを500本製作。利益額である27万5000円+同一性保持権侵害の200万円の合計227万5千円を損害賠償金とされたようです。
ときめも関連は他にもメモリーカードの事件とか(11年4月27日)Tシャツだのとか(この辺は調停ですんでいる模様)色々あります。アンソロを出版した出版社も訴えていたかと思うのですが、ちょっとソースが見当たらなかったので眉唾かもしれません。アンソロなんかは一部公認も出てるんですよね? どうもコナミはエロに関しては管理を徹底したいみたいですが、このあたりは単に憶測です。

同人誌怪文書

サークルなどに「違反だから止めるように」と権利者を名乗る人から文章が送られてきた事件。ぱふに乗ってた住所を悪用したと言われています。うわさに聞いたことはあったのですが、よく知らなかったので探したところ同人誌生活文化総合研究所のこの頁に詳しくありました。
そういうこともありますんで、この手の情報には慎重にあたってください。

ディズニー児童の絵削除

割に悪名高い事件。「週刊金曜日」2000年11/3号記事らしいですが未確認。
1987年、滋賀県大津市の小学校で、児童が卒業記念にプールの底にミッキーマウスの絵を書いたところ、著作権侵害としてディズニーが塗りつぶさせた事件。
これはしかし先生の指導ミスだと思うんですが、聞こえが良くないことも事実ですな。これを始めとし、ディズニーは権利保護にめちゃくちゃ力入れてます。ファンサイトも同人誌も徹底して認めてません。
人気の割に関連本とかないのはそのせいです。他、複製に厳しいのはアランジアロンゾらしいです。(著作権についてのお知らせをご参照下さい)FFも厳しいから人気のわりにアンソロがないとか聞いたことあります。しかしFFの同人誌は多いのが謎。遊戯王もスポンサーのゲーム会社がアンソロ止めてるとか何とか。(ここに書くのも何ですが、企業が出してるからといって関連本やらアンソロやらが合法とは限りません。ご注意を)
噂や伝聞ばかり書き連ねてすいませんが、スクウェアさんはタイトルをまとめるディレクターの意向によって同人誌の対応がそのつど変わるそうです。

他新聞記事など。悪名高いというより悪意的に広まった様子です。新聞などで報道されたことにより、ディズニーとしては対処せざるを得なかったのではないかとのこと。ルポもあるようです
これを始めとし、と書いていますが、実際にディズニーが著作権に対して動いた事件はこれしか知りません。当時ネットに流布していた「ディズニーは著作権に煩い」という噂をうのみにしただけの記述であり、裏づけを取ることも横着して誤った記述を長年に渡りしておりました。謝罪して訂正いたします。
2019年現在ディズニーのイラスト等はpixiv等でも他のジャンル同様多数見られますが、国内で特に訴訟沙汰になった事例はなく、過去にさかのぼってもディズニーがファンサイト等に対して訴訟に積極的に動いた例はありません。


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