くすぐり、丸呑みなどのソフトリョナ系作品を多く手掛ける同人サークル、風来の団の成人向け同人誌。
内容は、女冒険者ミントがモンスターに丸呑みにされ、体内でくすぐり責めにされるというもの。
出血を伴うような痛々しい描写はありません。
表紙のみカラーで本編は白黒。
あとがきなどを除いた本編は26ページ。
全ページに文字なし差分あり。
収録内容としては、タイトルの通り丸呑みとくすぐり責めの2本に特化。
胸を繊毛状の触手でくすぐられる、といったシーンはありますが、触手責め的な描き方よりもくすぐり責め的な側面が強い描写になっております。
同様に、丸呑み描写も、くすぐりという要素を含むものの、丸呑み描写自体もしっかりと描かれております。
物語は、魔法使いミントがワーム風丸呑みモンスターに下半身を咥え込まれているところから。
実はこの状況、ミントの討伐依頼対象だったくすぐりモンスター・クスグリーがワームに呑まれ、さらにミントまでが呑まれそうになっている、という複雑なもの。
ミントが呑まれまいとワームの口を押えて抵抗しているところ、先に呑まれていたクスグリーが行動を開始。
ミントは靴を脱がされ、足裏をくすぐられることに。
さらに、触れたモンスターをもくすぐりモンスター化するというクスグリーの特性により、ワームまでも舌でミントの身体をくすぐるように舐め回し、ミントは抵抗できずに丸呑みにされてしまいます。
繊毛のようなものが生えた肉壁に揉みくちゃにされながら、狭い食道を運ばれていくミント。
繊毛に全身をこすられ、くすぐったさに悶えながら胃袋へと運ばれ、胃液の中へ落下。
服が半溶け状態になり、あせるミントですが、くすぐりモンスター化したワームは胃袋にもくすぐり触手を生やし、ミントを追い詰めていきます。
触手に拘束されくすぐり責めにされ、収縮してきた胃袋に全身をもみくちゃにされ息も絶え絶えなミント。
不意に、ワームが姿勢を変えはじめ口が下方向になったため、ミントは脱出のチャンスと思い、口方向へ移動しようと行動を開始。
しかし、それはワームが川で水を飲むためであり、口元から流れ込んできた大量の水によりミントは胃袋へ戻されてしまいます。
水浸しになり呼吸が封じられたミントに、今まで息をひそめていたクスグリーが行動を開始。
ミントはくすぐりにより大量の空気を吐き出しながらも、なんとか水面から顔を出して呼吸を確保。
くすぐられながら食道を両手でこじ開けて脱出しようとしますが、クスグリーや胃壁からの触手につかまり再び水の中へ。
そこで突然、外で誰かがワームと戦闘を開始したことにより、ワームが激しく動き始めます。
揉みくちゃにされ、くすぐられながら何とか無事に外へと吐き出されるミント。
消化液まみれで、助けてくれた人物にお礼を言おうとするミントですが、実はワームと戦っていたのは大勢のクスグリー。
ミントはクスグリーの群れに捕まりくすぐられ続ける、というところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の25ページ。
ワームに腰から下を咥え込まれているミントが、くすぐりにより抵抗を封じられ、徐々に呑まれていくシーンが7ページ
丸呑みにされたミントがワームの食道を運ばれる、胃袋に到達し胃液の中に落下するシーンが2ページ
胃袋内で触手に拘束されくすぐられるシーンが3ページ
胃袋が収縮し始め、全身を肉壁に締め付けられながらくすぐられるシーンが2ページ
ワームが水を飲み胃袋に水が満ちる、水中でクスグリーにくすぐられるシーンが6ページ
外でワームが攻撃され、その衝撃で胃袋が激しく揺さぶられるシーンが3ページ
ミントがワームの口方向へ運ばれていく、胃液まみれで吐き出されるシーンが2ページ
同サークルの過去作品にはくすぐり責めを含んだものがいくつかありましたが、本作はそれに特化した珍しい作品です。
ヒロインは結構ひどい目にあわされていますが、全体的にコメディ風であり、くすぐり責めという性質上、外傷はなくやられる方も笑顔なので悲壮感は感じにくく、受け入れやすい内容か。
くすぐり部分に関しては、専門外なのでコメントは差し控えますが、手で、触手で、水中で、など様々なパターンが描かれております。
一応、ヒロインの服が溶かされてが裸になる、という展開はありますが、あくまでも素肌をくすぐるため、というような位置づけであり、一般向けなH要素は薄めです。
細かなことですが、くすぐり作品という性質上、笑い声やくすぐり効果音などの文字が多くなるので、しっかりと文字なし差分が用意されているのも好印象です。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
作品の比重としては、くすぐり責めのほうが大きめですが、呑まれまいと抵抗、食道を運ばれる、胃液に落とされ服が溶かされる、胃袋で締め付けられるなど、丸呑み展開もしっかり描かれております。
丸呑みシーンの尺も非常に長く、くすぐりに抵抗がなければ、丸呑み目的としても楽しめる内容だと言えるでしょう。
DLsiteでは、サンプル画像2~9で丸呑み関連シーンのものが公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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