丸呑み関連作品を多く手掛ける同人サークルErotic Fantasy ラーバタスの同人誌。
ダウンロード版が先行販売され、その後、書籍版が2015年夏に開催されたコミックマーケット88で販売となりました。
内容は、5人の女性たちが丸呑みにされていく短編集。
出血を伴うようなリョナ描写はありません。
膨胸、といった特殊な描写があるので、苦手な方は注意してください。
表紙、本編ともすべてカラー。
全5編の短編が収録されており、全26ページ。
巻末におまけとしてヒロインたちの紹介やモンスターの紹介ページが3ページあり。
収録されているエピソードは以下のとおり。
樹液売りの恋人
女商人の日南和希とトドのような芋虫のようなモンスターケイマンの物語。
物語は、日南はとある目的のために森へ出かけるところから始まります。
その目的とは、モンスター、ケイマンの子供と交わること。
いつものようにモンスターに身体を委ね、一連の行為が終了。
日南がぐったりとしていると、ケイマンはいつもとは違い大口を開けて日南を咥え込みます。
驚いた日南は、
「だめっ!!だめっ!!呑まないでっ!!」
と叫びながら抵抗しますが、そのまま完全に呑み込まれてしまいます。
日南はモンスターの体内で犯され、ケイマンはそのまま森に消えていくところで物語は終了します。
不思議な植物
ビキニアーマーの女戦士リサ・レイヤードと、触手生物フラム、巨大くらげのトビクラゲの物語。
物語は、リサが周りに誰もいないことを確認し、触手生物フラムに身を委ねるところから始まります。
触手生物フラムとの激しい交わりの最中、リサは飛行モンスター避けの兜が外れてしまいます。
その隙をついて、空中からトビクラゲが強襲。
リサは頭をすっぽりと咥え込まれてしまいます。
リサは触手生物フラムに犯されながら、トビクラゲに全身を包み込まれてしまいます。
リサはそのままモンスターに吸収され、新たな触手生物フラムとして生まれ変わってしまうところで物語は終了します・
水門の住人
女僧侶の中沢理絵と水棲モンスターミズトカゲ、バルバルの物語。
物語は、水門の点検に来た中沢がミズトカゲを発見するところから始まります。
中沢は衣装をはだけると、ミズトカゲと唇を重ね、交わっていきます。
行為に没頭する中沢は、別の水棲モンスターバルバルが迫っていたことに気付かず、水門への侵入を許してしまいます。
バルバルは中沢に大口を開けて襲い掛かると、触手状の舌を伸ばして捕え、そのまま口内へ引きずり込んでしまいます。
中沢を完全に口内に呑み込みんだバルバルが、水路を泳いで去っていくところで物語は終了します。
密林の果実
女魔法使いのライラ・シールズとナメクジのモンスタートリスラッグ、食人植物のマリプロシアの物語。
物語は、ライラが密林で果実採取のクエストをこなしているところから始まります。
目的の果実の芳香には媚薬成分が含まれていることを知らなかったライラは、なぜか火照ってきた身体を洗い流すために森の泉へ。
しかし、そこでナメクジのモンスタートリスラッグを発見します。
トリスラッグは女性の身体を求めるモンスターでありながら、比較的安全な種。
ライラは服を脱ぐとトリスラッグに身体を委ねていきます。
ライラとトリスラッグの交わりに夢中になっていると、ふと足元から食人植物のマリプロシアが姿を現します。
ライラは自分が罠にはまったことを理解しましたが、性的快楽により身体はいうことを聞かず。
足元から包み込まれるようにして全身を丸呑みにされてしまうところで物語は終了します。
神に与えられし試練
小国の姫騎士シア・アストリア=レインベルグと、大蛇のモンスターコウアトルの物語。
物語は、シアが炭鉱に住み着いたコウアトルと対峙するところから始まります。
国では神の使いとして崇められているコウアトルを攻撃することはできず、シアはコウアトルに立ち退いてくれるようにお願いをします。
しかし、コウアトルは神の使いと崇められているものの所詮は言葉すら通じないモンスター。
無抵抗に近寄ってきたシアに大口を開けて迫ると頭を咥え込んでしまいます。
蛇体に巻き付かれ犯されながらも、信心深いシアは
「これは神の試練だ」
と自分に言い聞かせて耐え続けます。
しかし、激しい責めに身体が屈し、絶頂を迎えてしまいます。
シアが脚を舌に絡めとられ、徐々に丸呑みにされてしまうところで物語は終了します。
同サークルの他作品と同様、モンスターとの異種姦が中心の作品。
絵柄は萌え路線ではなくやや癖がある印象。
モンスターに自ら身体を捧げ交わる、という物語が多いのが特徴的です。
非苦痛系の異種姦作品が好きな方にオススメ。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされるまで、丸呑み後の体内シーンの両方の要素あり。
丸呑みメイン作品であり、全エピソードに丸呑みシーンが含まれているのが好印象。
モンスターは女性が性的快楽を感じた時に発生するマナと呼ばれる物質を好む、という同サークル他作品との共通設定あり。
そのため、他作品では丸呑み後、体内で生かさず殺さずのままマナを吸収され続けるものが多いですが、本作の丸呑みシーンは食事的な描写に比重を置いて描かれている印象。
また、前述のようにモンスターに自ら身体を捧げる物語が多いですが、丸呑みに関してはそれは当てはまらず。
モンスターに抵抗しながら呑まれていくようなピンチ的な描写となっております。
絵柄が受け入れられるならば、丸呑みファンに幅広くオススメできる作品でしょう。
DLsiteでは、サンプル画像1~3にて不思議な植物以外の各エピソードの丸呑みシーンのものが公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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