健脳食.01
笑って長生き
健康で長生きするためには笑いが必要です。 長寿の村に行くと、みんなニコニコと笑っています。 明るい人生を送ったまつも、よく笑っていたといいます。 なんだか、笑いと長生きは関係がありそうです。 では、なぜ笑いが健康によいのでしょう。
腹の底から笑うといいますが、笑うと複式呼吸になって、 内臓が刺激され、血液の循環がよくなります。 しかも、最近の研究で、笑うとNK細胞が増えることがわかりました。 年をとると免疫力が落ちますが、NK細胞が増えると免疫力が高まります。 この免疫力を回復するために、もっとも簡単な方法は笑うこと。 だから、明るく笑って暮らせば、長生きができるのです。 それも大きな声で笑うことなのです。
笑いにいい食べ物。 それは、カルシウムをたくさん含んだ食べ物です。 カルシウムが不足すると、脳のなかで神経の伝達がスムースにいかなくなり、 興奮したり、イライラしやすくなります。 興奮もイライラも笑いの天敵です。 カルシウムをたくさんとれば、イライラが減少して、ちょっとのことでも おもしろくなります。 だから楽しく笑えるのです。
カルシウムがたくさん含まれた食べ物は、乾燥ズイキ、マコンブ、切干大根、味噌類、油揚げ、 練り豆腐などなど。多くは味噌汁の具になりそうなものばかりですね。 カルシウムをたくさんとって意識して笑う。楽しく長生きしなくては、生きている意味がありませんものね。
