2003年各マイベスト



恒例(俺の中で)の年間マイベストでもやりたいと思います。

今年は読んだ本が小説49作(少ない)、ノンフィクション22冊の71冊。厨房〜工房のころはコンスタントに150は読んでいたので、全盛期に比べると約半分ですが大学に入ってからこの量になってしまっています。情けない。来年はせめて100冊は読みたいのですが。
見た映画もたったの33。この程度でベストを編むのはアレですが、恒例行事としてやらせてもらいます。



■小説ベスト5

第1位 森絵都 『永遠の出口』
文句なしに本年ベスト。森絵都の本領が遺憾なく発揮された作品だと思う。
10代のあのころの青さ、幼さ、必死さが全て納められている作品。日本にもマキャモンの『少年時代』と争える作品が登場したことは本当に嬉しかった。


第2位 歌野晶午 『葉桜の季節に君を想うということ
今年のミステリでは最高傑作でしょう。
どんでん返しの衝撃と、その衝撃を全て物語性に昇華してしまう結末が本当にお見事。読了後はタイトルを見ただけで刹なくなってしまう。


第3位 佐藤多佳子 『しゃべれどもしゃべれども』
コミュニケーション不全を直すため、落語家の元に集まってくる癖のありすぎる一同のお話。
私はこのような「仲間」が出てくるお話が好きなのだと改めて思った。実に気持ちのいい人たちだった。また読みたい。


第4位 ジャン・パトリック・ジュースキント 『香水』
香水に見せられた男の物語。
フランスミステリ(かな?)のねじくれた世界をたっぷりと味わわせてくれた。独特の世界観の構築という意味では本年ベスト。


第5位 伊坂幸太郎 『オーデュポンの祈り』
今年はまってしまった伊坂幸太郎。『重力ピエロ』、『陽気なギャングが地球を回す』も同じくらい面白かったけど、ファースト・インパクトということでこれを推す。
久々に現れた本物の天才だと思う。『アヒルと鴨のコインロッカー』が楽しみでならない。



■映画ベスト3

第1位 北野武 『座頭市』
見た後しばらく座頭市の真似をしてました。路上で。そのうち投獄されるでしょう。
DVDがそろそろ出るみたいなので絶対買う。


第2位 クエンティン・タランティーノ 『キル・ビル vol.1』
「私は」面白かったです。
会社では最悪の評価でしたが(笑)


第3位 スタンリー・キューブリック 『博士の異常な愛情』
息詰るサスペンスと、全てを吹っ飛ばすイッちゃってる結末。
『2001年宇宙の旅』よかこっちのが好み。



■漫画ベスト

岡崎京子 『リバーズ・エッジ』
現代っ子の悩みという糞みたいな素材をここまで格調高い作品にしてしまうとは。
全編つかみ所がない鵺のような作品。もし岡崎女史が万全の状態でも、もう一度書けといわれたらたぶん書けないでしょうな。



■ノンフィクションベスト

ナンシー関 『ナンシー関の小耳に挟もうベスト100』
今年に入ってナンシーの本をほとんど全部読んだ。
どれも面白かったけど、安定感という意味ではこれが一番かなあ。



■ベストコンサート

R・シュトラウス 『エレクトラ』(デュトワ−N響)
後半振るわなかったN響だけれど、このコンサートは本当にすごかった。
今年はバイエルン放送響のブラームス3番、ウィーンフィルのブルックナー7番、オーケストラ大会の『火の鳥』などもよかったのだが、それをも上回る出来だったと思う。デュトワが監督を降りるのは寂しい限り。



■ベストゲーム

『ICO』
結末に大きな問題があるけど、これがベストかな。ほとんどゲームやらなかったけど。
GBA、GCと任天堂に回帰した一年だった。64時代のすっぽりと抜け落ちた穴を取り戻したい次第。



■各種ワースト

西澤保彦 『依存』(小説)
キモイの一言。


森田芳光 『模倣犯』(映画)
キモイの一言。


マーラー 『交響曲第1番』(飯森−N響)
汚い音でがなりたてる駄演。不愉快。


ワースト漫画:なし
ワーストノンフィクション:なし
ワーストゲーム:なし



■総評
就職した割には、昨年と読書量、見た映画の量、やったゲームの量、足を運んだコンサートの量なんかは変わらなかったわけで、大学時代はいかに無駄に時間を使っていたのかがよくわかった。ま、仕事の分をサークル活動で埋めていた感もあるのだけれど。
来年は一人暮らしもはじまるので、読書100冊、映画50本を目標に掲げて楽しくやっていきたいと思います。ではまた来年の今日に。




2003年12月31日


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