緋色い剣(2)です。

リューの存在を疎んじるシグムンドは、「片眼の男に殺される」という予言に怯えていた。
その恐怖から逃れるため、シグムンドはリューの片眼をえぐり荒れ狂う海へと追放した。
瀕死の彼を助けたのは、夫・ラジル候をリューに殺されたハルドレだった。
複雑な想いを抱きながらも、次第にリューに心惹かれてゆくハルドレ。
一方、北欧ではキリスト教化の波が押し寄せており、ノルウェー王・オーラブは改宗を迫るべく各地に神父を派遣していった。
イェルズのキリスト教改宗を迫るためにハルドレのもとを訪れた神父を、血気にはやる島の若者が殺してしまった。
苦境に立たされたハルドレを救うため、リューはグラーシーザに援軍を求める決意を固めた。
だが、故郷に戻り援軍を要請するリューを待ち構えていたのは、神々の王オーディンその人だったのだ! そして、リューの出生の秘密が明かされた――!!不在のシグムンドの代わりにグラーシーザを治めていたのは、リューの叔父・エリクだった。
リューはグラーシーザ一族の援軍を得て、ノルウェー人に立ち向かった。
しかしそこに立ちはだかったノルウェー軍の指揮官は、あろうことかシグムンドだったのだ!! そして一戦を交えた後、シェトランド島に戻ったリューは、彼の帰りを待ちわびていたハルドレと結ばれた。
ハルドレら改宗を拒む者たちは島を離れ、イングランドへと向かった。
一方その頃、リューの育ての親であるロキはオーディンとの感情のすれ違いに悩み、神々と巨人族の間でさまざまな陰謀を企てていた。
それを知りつつ静観するオーディンの姿に、感情の制御の効かなくなったロキ。
直接オーディンに問いただし、オーディンの真意を知ったロキは、アース神族と決裂することに――!リューを追って、シグムンドが遂にイングランドに現れた。
リューはロキの手で危機一髪脱出したが、ハルドレは囚われの身となり、リューの生存も分からぬまま復讐の機会を伺っていた。
しかしながら残酷にも、ハルドレのもとに届いたのは変わり果てたリューの亡骸だった!? さらに、錯乱したシグムンドにより、ハルドレの身に悲劇が襲いかかる!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60010583