同人サークル燈風屋の成人向け同人誌。
本作品は、4人の作者による合同誌となっております。
内容は、タイトルの通りラミアの丸呑みを扱った短編集。
出血を伴うような痛々しい描写はありません。
表紙のみカラーで本編は白黒。
各作者ごとに7〜9ページの作品が収録されております。
(名称なし) かなとふ氏
シスターがラミアのアナと出会い、心を奪われながら丸呑みにされるという物語。
森の中で、街で噂になっているラミアのようなモンスターのアナと遭遇したシスター。
一見、友好的な雰囲気で話しかけてくるアナですが、その行動は捕食者のそれであり、シスターは全身を蛇体にぐるぐる巻きにされて拘束。
シスターは全身を締め上げられながらキスをされ、自分がすでにアナの支配下にあることを悟ると、奇妙な恍惚感に包まれながら
「私を…た、食べてください・・・」
と、自らを差し出す言葉を口にします。
アナの胸部の捕食口が大きく開くと、シスターは頭から丸呑みに。
アナのお腹が大きく膨らみ、そのふくらみが下半身の蛇体部分へと移動していきます。
大きく膨らんだ蛇体部分に寄り添いながら、満足そうな言葉をかけるアナ。
数日間、快楽と痛みに包まれながらアナの胃袋に閉じ込められていたシスターですが、その後、なぜか吐き出され、一命をとりとめます。
その後、アナに心酔したシスターは、自身の教会に訪ねてきた来訪者にこの時の体験を語り、興味を持った来訪者にアナを紹介するようになる、というところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の3ページ。
巻きつかれ拘束されたシスターの目の前で、アナが見せつけるように胸部の捕食口を開くシーン
頭から捕食口内へ押し込まれる、頭から腰まで咥え込まれる、膝を抱えるような体勢で胃袋に押し込められている体内描写、アナのお腹が大きく膨らんでいるシーン
シスターが体内で消化液まみれになっている、アナのお腹のふくらみが蛇体部分へ移動、大きく膨らんでいる蛇体に寄り添っているシーン
(名称なし) オザワヨシ氏
けもみみだいにんぐなどに登場したアヴィとヨーちゃんの記録を描いた調査レポート風の物語。
後にヨーちゃんと呼ばれることになる、軍の研究施設で誕生したラミア風の生物兵器。
上半身の人間の部分を、自らの捕食器官内に移動させることができる、という変わった性質を持っております。
研究の凍結と共に処分される運命でしたが、直前にヨーちゃんは脱走し、自らを縛っていた女性研究員たちを丸呑みにしてしまいます。
ヨーちゃんの脱走は未遂に終わり、捕らわれることになりますが、事件を鎮圧した大佐と、その養子のアヴィによって飼われることに。
ヨーちゃんは普段は凶暴性を抑制する装置を付けられ、アヴィと家族・友達のような関係を築いていたのですが、事故により装置が故障。
暴走状態になったヨーちゃんにより、アヴィは下半身から咥え込まれて丸呑みにされることに。
しばらく後、帰宅した大佐により消化される前に救出されます。
このときの一件で、意図せずアヴィを傷つけてしまったことにショックを受けたヨーちゃんは、距離を置くことに。
ヨーちゃんとの関係修復を図りたいアヴィは、先日の丸呑み事件をもう気にしていない、ということを伝えるため、自分を丸呑みにするように指示。
最初は戸惑っていたヨーちゃんですが、アヴィの勢いに負け丸呑みに。
自らも捕食器官の中へと入り、体内で抱き合いながら気持ちを伝えあい、元の仲良しに戻る、というとろで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の5ページ。
研究機関を脱走したヨーちゃんが女性研究員を襲うシーン
ヨーちゃんがお腹を大きく膨らませて休憩しているシーン
事故により暴走したヨーちゃんが腹部の捕食口でアヴィの下半身を咥え込む、丸呑みにされ抱き合うような体勢で胃袋に押し込められているシーン
関係修復のため、アヴィが自らヨーちゃんに身体を差し出す、抱き合い口づけをしながら呑まれていくシーン
胃袋の中で抱き合いながら、愛情行為を重ねていくシーン
(名称なし) ばんこく堂氏
被食勇者プラスの前日譚のようです。
物語は、女騎士ミュリスがラミアのマハに敗北するところから。
マハは、毒で身動きができないミュリスに迫ると、両脚を抱え込み口の中へ。
ミュリスを丸呑みにし、満足そうにしているところにミュリスの仲間が現れる、という被食勇者プラスに繋がる引きで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の6ページ。
毒で動けないミュリスの足先で、マハが大口を開けるシーン
足先が咥え込まれる口内描写、徐々に呑まれていき腰までが咥え込まれるシーン
腰までが食道に送り込まれている体内描写、胸から下までが咥え込まれているシーン
マハの口からミュリスの顔だけ、髪だけがはみ出している、体内で全身が肉壁に締め付けられているシーン
全身が肉壁に締め付けられている、マハが大きくなったお腹を見下ろし満足そうな表情を浮かべるシーンが2ページ
インタビュー・トゥ… よゐくま氏
トケユクママニに登場したラミアの後日譚のようです。
物語は、ある少女がラミア風の妖怪よのよにインタビューをしているところから。
妖怪よのよは、かつて丸呑みにしてきた、自分に挑んだ女戦士、山に迷子になった少女、生贄としてささげられた少女などの思い出を語り始めます。
友好的にインタビューを続ける少女ですが、妹の仇である妖怪よのよを討つための芝居。
ですが、そんなことは妖怪よのよはお見通しであり、少女は全身を蛇体に巻きつかれて拘束。
下腹部の捕食口に両脚を咥え込まれ、全身を丸呑みにされてしまう、というところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の6ページ。
女戦士が妖怪よのよに敗北し、下腹部の捕食口に両脚が咥え込まれる、抵抗する女戦士が押さえつけられるシーン
両腕を掴まれ抵抗を封じられた女戦士が胸まで咥え込まれる、口元から手だけがはみ出している、全身が肉壁に締め付けられている体内描写シーン
捕まった迷子の少女が腰から下を咥え込まれている、体内で肉壁に全身を締め付けられているシーン
生贄に選ばれた少女が蛇体に拘束されている、胸から下まで、首から下まで咥え込まれている、丸呑みにされ体内で肉壁に締め付けられているシーン
インタビューをしていた少女が蛇体に巻きつかれ、その足元で捕食口が開く、足先が咥え込まれる、徐々に飲み込まれていく、捕食口からはみ出した頭部を両手でぐいぐいと押し込まれるシーン
捕食口から少女の髪だけがはみ出している、体内で抵抗して蛇体部分の膨らみが歪む、体内で暴れている体内描写シーン
ラミアの丸呑みがテーマ、という珍しい合同誌。
ラミアというか、厳密には大蛇のモンスター娘、といった雰囲気のものが多めでしょうか。
合同誌というと、各作者あたりのページ数が少なく物足りなかったり、作者ごとにテーマがばらばらであったり、という不安もありますが、本作は各作者ごとのページ数もそこそこあり、内容も共通テーマに沿った作品となっております。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
オザワヨシ氏の作品だけ、百合描写という側面の強いものではありますが、全作品とも触手責めなどのない純粋な丸呑み表現となっております。
作品ごとに下腹部の捕食口から、人間部分の口から、鎖骨部分に捕食口がある、など捕食方法も異なっているのが特徴的です。
各作者あたりのページ数も十分割り当てられており、どれか1つの作品の作者のファンである、という場合でも満足できる内容かと。
丸呑みだけを目的としても十分に楽しめる良作と言えるでしょう。
DLsiteでは、サンプル画像2〜5にて丸呑み関連シーンのものが公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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