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Marin's Note |
●この話を書く時の最初のコンセプトは、
ありがちな設定をどこまでリアルに書き込めるか実験してみよう、というものでした。
☆登場人物【攻】は
1. お金持ちの家の息子
2. エスカレーター式の私学の男子校に通う
3. 非嫡出子で異母兄弟がいる
4. 高級マンションに一人暮らし
5. 別荘を持っている
6. 別荘には猟銃の類が置いてある
7. 暗い過去がある
☆登場人物【受】は
1. 貧乏
2. 流行の名前をつけられている
3. 巻き込まれ型の性格
4. バンドをやっている
●タイトルのHAND IN GLOVE はイギリスのバンドTHE SMITHの
名曲からいただきました。
Hand In Glove - The Smiths
HAND IN GLOVE の意味は “グルになって” “親密になって” “一つになって”
“連携をとって” “スクラムを組んで” などという意味ですが、
“グローブの中の手”という表現が面白く、直に触れられず感じにくいじゃないか…
と思ったので、そのままの意味を使用しました。
歌詞の中の、
「だから腕の中にとどまっていて、愛しい人」
「彼らがあなたの髪の毛を一本でも触ろうものなら、僕は死ぬまで戦う」
「自分の運命はよく知っている、おそらく、二度とあなたに会えないだろう」
の部分がお気に入りです。
●資料その1
中国名詩選 (中) 松枝茂夫編 岩波文庫
●資料その2
部屋の間取りとか、自分で考えておいてすぐ忘れるのでメモ。
![](hig001.JPG)
山奥の洋館の監禁部屋
![](hig005.jpg)
澄水人のマンション
![](hig003.jpg)
澄水人のマンションに置いてある家具の資料。
デザイナーはMR.VINCENZETTI ALFIOさんという方らしいです。
(著作権はどなたにあるのかわかりません。ご存知の方はぜひご一報ください)
もう何年も前の広告の切り抜きです。
当時、ものすごく気に入ったので買おうかと迷っていたら、
「お姉ちゃんはバカか、こんな狭い家のどこに置くのよ」
…と妹に言われ考え直してあきらめました。
でもすごく気に入ったのでずっと切り抜きを持っていました。
ダーリンにこのこと話して切り抜きを見せたら、
「わかるよ。素敵な家具だね、欲しいね」と、バカにしないで同感してくれたので
嬉しかったです。いつか座ってお茶が飲めるといいなぁ。
今でもこの写真を見ると胸がときめきます。
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![](../../../img/space.gif)
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