キルタイムコミュニケーションのテーマ付きアンソロジーシリーズ作品。
内容は、エロトラップダンジョンに挑む女性たちを描いた短編集です。
出血を伴うような痛々しい描写はありません。
内容は表紙のみカラーで本編はすべてモノクロ。
4人の作家による作品が1本ずつ収録されております。
Hシーンの傾向としては、触手責め、スライム責め、触手服、ふたなり化、女性同士の絡みなど。
本項で紹介するのは、しーあーる氏の「TRIALS of TRAPS」、さき千鈴氏の「絶頂ダンジョン限界突破!3 聖女降臨編」です。
TRIALS of TRAPS しーあーる
エルフの女戦士シャーリィが、エロトラップの蔓延するダンジョンからの脱出を目指すというもの。
物語は、シャーリィが宝を盗んだ女盗賊ラックを追い詰めるところから。
追い詰められたと思っていた女盗賊ラックですが、それは罠であり、誘導されたシャーリィはエロトラップダンジョンへ続く落とし穴へと落とされてしまいます。
全身をスライムにまとわりつかれ、ふたなり化させられた後に触手責めを受け、と様々な快楽攻撃を受けながらも脱出のためダンジョンを進むシャーリィ。
次に現れたのは、横向きになってやっと進めるほどの隙間しかない通路。
身をよじりながら進むシャーリィですが、通路の壁が突然肉壁に変化。
シャーリィは全身を丸呑みにされたかのように肉壁に揉みくちゃにされていきます。
その後、再び巨大なスライムに襲われ、快楽に染まった表情を浮かべるというところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の2ページ。
シャーリーが入り込んだ狭い通路が肉壁に変化し、全身を揉みくちゃにされる、ふたなりが取り込まれるシーン
肉壁に締め付けられながら触手責めにされるシーン
絶頂ダンジョン限界突破!3 聖女降臨編 さき五十鈴
触手たちにより侵略された城にモンスターを浄化する力を持った聖女(名称不明)が挑むというもの。
物語は、聖女が触手たちの巣くう城へと足を踏み入れるところから。
襲いかかる触手たちを、自身の女性器に宿る浄化の力で撃退していく聖女ですが、隙を突かれ服に寄生され触手服化させられてしまうことに。
触手服の快楽に耐え、媚薬効果の液体を浴びせられ、疑似ふたなり化させられ、と様々な快楽責めを受けながらも進んでいく聖女。
長い階段を上った先で、粘液状のモンスターが現れ聖女は頭から全身を取り込まれてしまいます。
全身を取り込まれ、体内で肉壁に揉みくちゃにされる聖女は、快楽により絶頂。
その後、聖女は解放されますが、取り込まれたことにより聖女の身体情報が盗み取られ、聖女と感覚を共有するコピーが大量に作られることになります。
乱れる聖女のコピーたちの快楽を共有し、聖女は快楽に堕ち、自らモンスターとの行為を求めていくことになる、というところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の2ページ。
聖女の頭上から粘液状のモンスターがどろどろと降り注ぎ、頭から取り込まれていくシーン
全身を肉壁のような粘液に締め付けられながらふたなりを触手責めにされるシーン
商用誌ということで、絵レベルは高め。
低めの価格設定の割に、収録作品4本となかなかのボリューム感があります。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
「TRIALS of TRAPS」は、通路が肉壁に変化して全身をみっちりと取り込まれる、という疑似的な丸呑み描写。
丸呑み作品を数多く手掛けるしーあーる氏ということで、肉壁責め描写にはかなり力を入れられております。
「絶頂ダンジョン限界突破!3 聖女降臨編」では、スライム風の粘液モンスターに全身を取り込まれ、みっちりと締め付けられるというもの。
さき五十鈴氏の前作収録作品は丸呑み表現に力を入れられていましたが、本作は見るべきところはあるもののややあっさり気味。
価格もさほど高くはなく、丸呑みだけを目的としても楽しめる内容になっていると言えるでしょう。
DLsiteでは、サンプル画像7,8にてTRIALS of TRAPSの肉壁に全身を揉みくちゃにされるシーンが公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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