キルタイムコミュニケーションから発売されたアダルトアンソロジーコミック。
タイトルの通り、巨大モンスターに襲われるヒロインをテーマにした作品集の第2弾。
出血を伴うようなハードなリョナ描写はありませんが、異種姦オンリーなので苦手な方は注意してください。
内容は表紙のみカラーで本編はすべてモノクロ。
3人の作家の書き下ろし作品が3本収録されています。
丸呑みシーンが含まれているのは、3つめの作品、天道まさえ氏の大蛇の狂宴です。
登場する丸呑みモンスターは、大蛇のモンスター。
人間の欲望により生み出された妄想思念淫魔というモンスターです。
見た目は普通の大蛇ですが、人語を話せる知性を持っています。
大蛇のモンスターに丸呑みにされるのは、妄想思念淫魔を退治する退魔師のさき。
セーラー服にスパッツを着用した、勝気な性格の少女です。
物語は、さきがとある学校に出没する妄想思念体を退治しにくるところから始まります。
音楽室の妄想思念体を退治し、次の目的地は理科室。
理科室を訪れたさきは、大蛇による奇襲をうけてしまいます。
身体に巻き付かれて拘束され、武器のお札を封じられてしまったさき。
大蛇はそんなさきに、スパッツ越しに下半身を舌で責め始めます。
執拗な責めに、最初は抵抗していたさきですが、徐々に快楽に堕ちていきます。
抵抗力を失ったさきは、巨大な舌に全身を押しつぶされるようにして舐めまわされ、服を溶かされてしまいます。
さらに、とどめとばかりに大蛇はさきを頭から丸呑みに。
窮屈な体内で、肉壁に挟まれたまま、触手状の突起に責められ、さきは完全に快楽に堕ちてしまいます。
大蛇が消化液まみれになりぐったりとしたさきを吐き出すところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の5ページ。
さきが大蛇の舌に押しつぶされるように服を溶かされるシーンが1ページ
さきが大蛇に頭から咥え込まれるシーン、丸呑みにされ大蛇の腹部が大きく膨らんでいるシーンが1ページ
体内で触手状の肉壁に責められるシーンが2ページ
消化液まみれになりぐったりとしたさきが吐き出されるシーンが1ページ
商用誌ということで、今作も絵のレベルは高め。
低めの価格設定の割に、収録作品3本となかなかのボリューム感があります。
ただし、内容はタイトルの通りなので、人を選ぶ作品になっています。
丸呑みシーンとしては、丸呑みされるまで、体内描写、吐き出しと一通りのシーンはあり。
丸呑みにされる時点でヒロインは快楽に堕ちかけており、ピンチ描写としては弱い印象。
体内シーンは触手責めではありませんが、肉壁の突起による責めで、触手責めに近い展開なのが残念なところ。
丸呑みだけを目的とした場合でも楽しむことはできるでしょうが、やや割高な印象です。
巨大な舌で押しつぶされるように舐めまわされる、消化液まみれで吐き出される、といったこの手の作品ではあまりない描写があるのが特徴。
そういったシーンが好きな方ならばオススメできる作品です。
DLsiteでは、サンプル画像3にてさきが巨大な舌に押しつぶされるようにして服を溶かされるシーンを閲覧することができます。
公開されている体験版では、残念ながら丸呑み関連シーンのものは含まれていません。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
本項で紹介している作品は2014年に天道まさえ氏の単行本美女と淫獣にも収録されました。
そちらの項ではサンプル画像として丸呑みシーンのものが使用されております。
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