キルタイムコミュニケーションのアンソロジーコミック。
一応、くっ殺ヒロインというテーマになっておりますが、内容としてはヒロインの敗北全般を描いたものとなっております。
出血を伴うような痛々しい描写はありません。
内容は表紙、目次のみカラーで本編はすべてモノクロ。
6人の作家による作品が1本ずつ収録されております。
本項で紹介するのは、山梨ユウヤ氏による「バキューム・スペース・テンタクルス」です。
バキューム・スペース・テンタクルス 山梨ユウヤ
物語は、惑星管理局員の女性ローザ、リネアが、ある惑星の調査に赴くところから。
「安全な居住惑星」と言われていた目的地は、鬱蒼と植物が生い茂っている異様な光景に変貌しています。
ローザ、リネアの二人は植物のツタにより拘束され、触手責めに。
さらに、捕食器官のようなものに上半身を咥え込まれる、などの責めにさらされ、二人は快楽に堕ちてしまう、というところで物語は終了します。
商用誌ということで、絵レベルは高め。
低めの価格設定の割に、なかなかのボリューム感があります。
気丈なヒロインたちが屈服させられる、戦うヒロインが敗北して酷い目にあう、などのシーンが好きな方にはオススメ。
丸呑みシーンとしては、残念ながら上半身半呑み止まり。
口内透過描写などはあるものの、展開としては触手責め中心。
丸呑みだけを目的とするには物足りないかと思われます。
DLsiteでは、サンプル画像17,18にて半呑みシーンのものが公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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