キルタイムコミュニケーションのアンソロジーコミック。
くっ殺ヒロインというテーマになっておりますが、内容としてはヒロインの敗北全般を描いたものとなっております。
出血を伴うような痛々しい描写はありませんが、植物に寄生されるややグロテスクな描写があるため、苦手な方は注意。
内容は表紙、目次のみカラーで本編はすべてモノクロ。
6人の作家による作品が1本ずつ収録されております。
本項で紹介するのは、ジンナイ氏の作品「Pray for...」と、江路院氏の作品「連鎖する魔物の食欲」。
Pray for... ジンナイ氏
物語は、シスター・ハンナが悪魔によって滅ぼされた邪教徒たちの村を訪れるところから。
亡者を倒しながら村の教会を訪れたハンナですが、そこには悪魔の本体が鎮座しており、ハンナは触手により拘束。
悪魔による触手責めにより、ハンナの心は徐々に快楽へと傾倒。
とどめとばかりに、悪魔はハンナを丸呑みにしてしまいます。
悪魔の体内、全身を肉壁にみっちりと締め付けられた状態で目を覚ましたハンナ。
肉壁に締め付けられながら、亡者たちにより身体を責められ、ついにハンナは快楽に染まってしまう、というところで物語は終了。
丸呑み関連シーンは以下の5ページ。
触手に捕らわれているハンナに、タコのような巨大な捕食口が迫る、頭から膝上まで一気に咥え込まれるシーン
魔物の体内で全身を肉壁に締め付けられている、肉壁から亡者が現れ噛みつかれるシーン
肉壁に締め付けられながら、触手責めを受けるシーンが3ページ
連鎖する魔物の食欲 江路院氏
物語は、女勇者アリーシアが魔王の軍勢に捕まるところから。
鎖につながれたアリーシアは、魔物の餌当番として使われることに。
餌当番という耳慣れない言葉に困惑しているところに、スライムが出現。
アリーシアはスライムに全身を取り込まれ、餌として体液などを吸収されていきます。
スライムとの行為の途中、今度は巨大ワームが出現。
身動きの取れないアリーシアは、脚から咥え込まれ一気に丸呑みにされてしまいます。
肉壁に全身をみっちりと締め付けられながら、舌のような触手で身体を舐め回されるアリーシア。
つぶつぶとした肉壁に全身を余すところなく刺激され、アリーシアは快楽によりぐったりとしてしまいます。
その後、ぐったりとしたままアリーシアが吐き出されるも、餌当番はまだまだ終わらない、というところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の8ページ。
スライムに取り込まれているアリーシアに巨大ワームが大口を開けて迫るシーン
アリーシアが腰から下を、首から下すべてを咥え込まれる、全身が呑まれつぶつぶとした肉壁に締め付けられているシーン
全身を肉壁に締め付けられながら快楽に悶えているシーン
全身を肉壁に締め付けられながら秘所を触手責めにされるシーンが5ページ
これらの他、スライム取り込み関連が11ページあり。
商用誌ということで、絵レベルは高め。
低めの価格設定の割に、なかなかのボリューム感があります。
今号は、ヒロインが魔物に敗北するものの他、女性同士の絡みや、男性が女性に性転換するものなどもあり。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
ジンナイ氏の作品は、呑まれる過程は一瞬で、体内描写が中心。
江路院氏の作品は、過去に丸呑み作品をいくつか出していたこともあり、呑まれる過程、丸呑み後の体内描写ともに力を入れられている印象です。
つぶつぶとした質感の肉壁、という独特な描写が受け入れられるならば、丸呑み目的としても楽しめる内容です。
DLsiteでは、サンプル画像にて、ジンナイ氏、江路院氏両作品の丸呑みシーン一部が公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
単話形式の販売もあり。
Pray for…【単話】
連鎖する魔物の食欲【単話】
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